旅行・留学業専門行政書士でTabiJoy運営者の三浦です。
私は、2度の留学(オーストラリア・フィリピン)、世界5大陸約30ヵ国100都市以上への渡航、行政書士資格(契約書作成や申請代理を行える国家資格です)、総合旅行業務取扱管理者資格(旅行業唯一の国家資格です)、総合旅程管理主任者資格(海外の添乗業務を管理できる資格です)を取得し、十分な知識と経験を活かし留学カウンセラー業務を行っております。
また、以前は、フィリピンの語学学校に勤務していました。
フィリピンはマニラ以外に電車が走っていないので、長・中距離の移動時にはバス利用になる場合がほとんどです。
私もバスをよく利用しているのですが、標識などがなく、どちらのバスに乗るかわかりづらいこともあります。
また、どちらの街にもバスターミナルがあり、バスを気軽に利用できるのですが「見た目からして乗り心地悪そう」というバスがあることも事実です。
その点を踏まえて、「バスを利用するメリット・デメリット」「バスの乗車方法」「お勧めのバス会社(マニラ周辺)」をご紹介したいと思います。
目次
バスを利用するメリット 「フィリピンのバス利用環境」
値段が安い
フィリピンのバスは、安いので費用面の負担は少ないです。
「エアコンバス」の場合は少し料金が上がりますが、それでも格安で乗車することができます。値段は、エアコン無しで約10ペソ(約26円)程〜、エアコン有りで12ペソ(約31円)程〜です。
ぼったくられる危険性が低い
バスはタクシーやトライシクルと違い他にも乗客がいるので、ぼったくりに遭うリスクが低いこともメリットの一つです。
大勢がいる前ではさすがにぼったくられるリスクは少ないと言えます。経験上もバスでのぼったくりにあったことはありません。
バスを利用するデメリット 「フィリピンのバス利用環境」
いつ出発するかいまいちわからない
一応時刻表があり、ある程度時間通りに出発するのですが、乗客が少ないと満席になるまで待っていたりすることがあります。
私はバスの出発を車内で待っていたことが何度かあるのですが、いつまでたっても出発しない時は日常茶飯事です。
特に気にせず「こんなことは普通だ」とあまり気にしていなかったのですが、次の瞬間「運転手が満腹そうに楊枝を片手に登場したのです」。
「いやいや!休憩は大切だけど、さすがにそれはないでしょ」と思ってしまいましたが、フィリピンでは許されるようです。
どのバスに乗車すれば良いかいまいちわからない
街のバスターミナルは、単純にバスが集合しているという認識で、「標識」や「係りの人」はあんまりいません。
そこらへんの人(バス停のスタッフなのかどうかわからない人)に適当に聞いてどうにか乗車するという感じです。
これはマニラやセブなど、ある程度大都市になるともっと利便性は高いのですが、私が住んでいたバギオという地域では、表札や人が少ないため、自力で目的のバスを探す感じでした。
間違うわけにはいかないので、行き先とバスがあっているか3〜4人くらいに聞いて回って、「全員の意見が一致したら乗る」ということを心がけると良いと思います。
バスの乗車方法 「フィリピンのバス利用環境」
近距離バス
近距離バスの場合は、バス停で待ちバスが到着したら「行き先」を伝え、「料金」を支払い乗車します。
バスのフロント部分には行き先が書かれているので確認しておきましょう。
また、チケットは提示を求められることがあるので、降車時まで大切に保管が必要です。
長距離バス
チケット販売カウンターにて「行き先」を伝え購入します。
チケット販売カウンターは列になって並ぶというよりは、なんとかしてカウンターの一番前に到着するという意識の人が多いので、バシバシ押されます。負けじと自分の順番を確保しましょう。
時間やバスのナンバーなど様々な情報に間違いがないかを確認し、乗車しましょう。
近距離バス・長距離バス降車時 「フィリピンのバス利用環境」
近距離バス・長距離バス共に基本的にはどこでも降車することができます。
その時の合図は、タガログ語で「パラポ!(降ろしてください!)」です。
フィリピンのバスは混んでいることも多いので、降りる前になったら徐々に出口に近づき合図と共に車外へ飛び出します。
というのも、フィリピンでは完全に停車するのではなく、「減速する」感じなのでタラタラしている時間はないのです。
今までの経験上では、フィリピンは南米等よりは減速してくれると感じています。
南米は「20キロくらいスピード出てるよね」くらいで降りなくてはならないこともあるため、かなりのポテンシャルが必要になります。
お勧めの長距離バス会社(マニラ周辺)
Victorylinerには専用ターミナルがある
デラックスバスが快適
Victory linerは「スタンダートバス」と「デラックスバス」が用意されており、特にデラックスバスは「リクライニング」「トイレ付き」「水・軽食付き」「走りも快適」と日本と変わらないクオリティーがあります。
本数が多い
利用者数が多い地区は、バスの本数が多く運行されています。本数が多い分、満席になることも少なく快適にすごせます。
※バギオ留学.comさんのビクトリーライナー紹介です。
バスを快適に過ごすための4カ条
- とにかく近くの人に「行き先」や「料金」など聞きまわる
- しっかりと手すりにつかまり、安全を確保する
- エアコン付きのバスは異常に寒いので、寒さ対策を怠らない
- 車内でのスリが多いので自分の貴重品・荷物から目を離さない
フィリピンの主要交通手段
交通手段 | 特徴 | 特集ページ |
---|---|---|
電車 | メリット:本数が多いので便利・渋滞がないので早い デメリット:マニラしか運行していない | 電車特集ページへ |
ジプニー | メリット:料金が安い・決まった区間を運行しているので慣れると利便性が高い デメリット:どのジプニーに乗れば良いのか分かりづらい・乗り心地が良くない | ジプニー特集ページへ |
タクシー | メリット:どこからでも乗車できる・日本のタクシーと比べて割安料金で乗車できる。 デメリット:高額請求されるリスクが高い・車内に二人きりになるので特に女性は注意が必要。 | タクシー特集ページへ |
バス | メリット:長距離でも安く移動できる・高額請求のリスクが少ない。 デメリット:いつ出発するか、どのバスに乗車するのかがわかりずらい。 | バス特集ページへ |
トライシクル | メリット:気軽に乗車できる・ちょっとそこまで行くのに便利。 デメリット:事故が起きた時に危険・スピードが遅い。 | トライシクル特集ページへ |
参考
フィリピン留学のパイオニア企業 School With
私(三浦)がお勧めするフィリピン留学エージェントは、「School With」です。
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