行政書士の三浦です。
私はこれまで2度の留学や世界30ヵ国への渡航経験の中で、英語学習を進めてきました。
私の仕事柄、語学力は大きな武器のひとつとなり、英語以外の語学が堪能な場合は大きなアドバンテージとなります。
行政書士は主に書類を作成させていただくお仕事なのですが、作成書類の際、英語以外の書面を作成依頼が舞い込むこともございます。
この点、私は他言語に関しましては全く知識がないため、英語以外のご依頼はお断りしているのですが、他言語取得の重要性は強く感じております。
世界には、約7,000ほどの言語があると言われています。
私は、日本語は1つとして認識していますが、琉球語や津軽弁など、標準語の私には理解できない言語も日本語には含まれています。
そういった意味では、日本語も多言語とも言えるかもしれません。
多くの言語が世界にある中で、どの言語を学ぶかの選定は難しいかと思われます。
「ビジネスに使えるから」「お金が稼げそうだから」「結婚相手の母国語だから」多くの理由が個々にあり、絶対的な答えはないと思います。
しかし、私は現在、フランス語取得に興味がございます。こちらの記事では、私が考えるフランス語を学ぶメリットをはじめ、フランス語学習方法、オンラインフランス語学校のメリットを記載しております。
目次
フランス語を学ぶメリット
日本では、小学校から英語教育が始まり、大学受験ではTOEIC等の英語試験が導入されるなど、英語の需要は年々高まっています。
日本は今後、超高齢化社会に突入し、外国人労働者も受け入れる流れとなっています。
そのため、世界共通語である英語を学ぶことは、日本で生活する上でも外国人と共存のために欠かすことのできないスキルとなるだけでなく、海外でのチャンスをつかむためにも必須のスキルかと思われます。
一方、フランス語はいかがでしょうか。
英語ほど世界で通用する言語ではないため、フランスと関係されるお仕事でない限り、耳にすることも必要に感じることも少ないかもしれません。
しかし、フランス語には多くの下記学習メリットがあります。
①世界で9番目に多く使用されている
フランス語は歴史的な背景もあり、多くの国や地域で使用されています。カナダなど英語圏のイメージが強い国でも、地域によっては、フランス語が公用語となっています。世界で2億6,000万人ほどが公用語として使用しており、主に中央アフリカで公用語とされています。今後、経済的な発展が見込めるアフリカビジネスを検討されていらっしゃる場合は、英語以上に重要な言語になるかと思われます。
②他言語を学ぶ際にも有益
フランス語は、スペイン語やイタリア語、ポルトガル語、ルーマニア語などのラテン語と近しい言語であり、他言語を学ぶ際の足がかりとしても有益な言語です。
③英語の50%以上の語彙はフランス語から
フランス語は、英語にも多くの影響を与えており、英語の50%以上の語彙はフランス語からきています。日本では、必須スキルとなりつつある英語を学ぶ上でも、双方に良い影響を与えることができます。
④インターネット上で3番目に使用されている言語
フランス語は、英語、スペイン語に次ぎ、インターネット上で3番目に使用されている言語です。そのため、フランス語を習得できれば、世界中の情報を取り入れることができるチャンスが広がります。
⑤文明に欠かすこのできない言語
フランス語は、料理やファッション、演劇、ビジュアルアート、ダンス、建築等の世界にあっては、国際的な言語として認識されています。そのため、業種によっては、英語以上に必要性が高い言語になります。
⑥国際機関での必須言語
フランス語は、国連や欧州連合、ユネスコ、NATO、国際オリンピック委員会、国際赤十字、国際的な法的機関等の公用語として使用されています。そのため、国際的に活動される上での必須スキルとなります。
フランス語学習方法
英語に関しては多くの教材や学習メゾットがインターネットや書籍から情報を得られるかと思われます。
しかし、フランス語学習方法は、英語に比べて学習方法情報が少ないため、私個人の考えとしては語学取得の基本原則に従って学習を進めることが重要かと思われます。
「読む・聞く・書く・話す」の基本を繰り返す、地道な作業がやはり重要です。
私は以前、海外の語学学校で勤務していたのですが、語学力が伸びる生徒の方は、上記基本原則を地道にこなしている方だと思いますし、私個人も毎日の地道な作業が重要だと考えています。
方法としましては、映画やドラマを一言ずつストップしながら、読む・聞く・書く・話す(真似する)を繰り返す作業です。
これは、私が海外語学学校で勤務していた際に、7ヵ国語話すことができる先生に教えてもらいました。
私もこの学習方法を繰り返し(英語の話しとなってしまいますが)、TOEIC対策なしでリスニングパートの9割を正解することができました。
フランス語にももちろん応用できるかと思われますので、費用もかからず、場所にもこだわることなく、語学力を向上させることができます。
しかし、話すことに関しましては、上記学習方法では話し相手がいないため少し弱い印象です。
そのため、話すことに関しては、オンラインフランス語学校を利用されることをお勧めします。
オンラインフランス語学校
アンサンブルアンフランセ
アンサンブルアンフランセは、2010年開校のオンラインフランス語学校です。
主な特徴としましては、「365日24時間レッスン受講可能」「初学者から学びやすい基本文法コースを用意している」点にあります。
費用は、入会金10,800円、1レッスン50分月8回19,600円(1時間あたり2,925円)となります(費用は変動する可能性がございます。詳細は公式ホームページをごらんください)。公式ホームページへ
ECCオンラインフランス語レッスン
ECCオンラインフランス語レッスンは、マルチデバイスに対応しており、外出先でも気軽にレッスン受講が可能です。
また、ホワイトボード機能があり、講師に説明する際に直接フリーハンドで書き込んで伝えることができます。そのため、講師に意志を伝えやすいことはもちろん、うまく説明できないストレスから解放されるシステムを導入しています。
加えて、メモを取りたい時は、ワンクリックで画面全体をダウンロードしデータを保存できるため、レッスン中の無駄な時間を省くことが可能です。
費用は、入会金5,400円(定額制のみ)、月2回、8,200円〜(1時間当たり4,100円)。公式ホームページへ
フランティア
フランティアの魅力は、費用の安さにあります。また、マンツーマンレッスンやオリジナルテキストが利用できるため、メリットが多いフランス語学校と言えます。
しかし、注意点としては、講師がモロッコやチュニジア滞在で、フランス人ではない可能性がある点です。
そのため、講師の質を求めるのであれば検討が必要です。
費用は、毎月学習プラン32,400円(84回×25分=35時間・1レッスン357円)となります。公式ホームページへ
まとめ
私個人の意見としては、語学をこれから学ばれるのであれば英語よりも他言語を学ばれたほうが有益だと考えています。
私の業界で言えば、「英語が話せる行政書士」「アメリカ大学院を卒業した行政書士」など、英語を武器に活躍されていらっしゃる先生方が多くおります。
しかし、「フランス語が話せる行政書士」は本当に少数しかおりません。
英語以外の言語を学ぶことは、可能性を狭めることと考えるか可能性が高まると考えるかは個々の見識によるかと思われますが、小学校から英語を学ぶ必要がある今後の日本では、英語だけでは「特別なスキル」にはなり得ないかと思われます。
フランス語は、前述の通り国際的な機関で使用されるなど、世界的な重要度は高いものの、日本での学習者は英語と比べて少数です。
学習メリットの多いフランス語を学ぶことは、業界を問わず、今後の人生にとって大きな武器となり得えるのではないでしょうか。