TOEICスコアは、受験や就職、昇進の際に必要になることが多いため、受験人口が増加傾向にあります。
年10回テスト(全国)を実施しているので、年1回のみの実施が多い国家資格に比べ、テスト自体は受験しやすい傾向にあります。
TOEICは、他の英語テスト(IELTS等)より受験料は割安な傾向にありますが、1回に5725円の受験料(税込み)が必要です。
そこで今回は、少しでもTOEIC受験の負担を軽減するために、「TOEICテストを割引で安く受験する方法」をまとめました。
支払い方法を検討する
TOEICの受験料は、下記の方法で支払い可能です。
- クレジットカード
- コンビニ払い(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、セイコーマート)
- 楽天あんしん支払いサービス
- 郵便局や書店・大学生協で支払い
ご自身が希望する支払い方法の中で、ポイント取得が一番期待できる方法を考慮することが賢明です。
5,000円以上の支払いになるため、クレジットカード払い等であれば少なからずポイントが貯まるためです。
TOEIC リピート割引を使う
TOEICリピート割引制度は、「1度受験した後、1年後の同じ月に行われる試験の受験料が割引になる」というものです。
つまり、毎年1回程度TOEICを受験している方は、利用しない理由がない方法です。
TOEICリピート割引制度での受験料は5,092円となり、1割ほど割引でTOEICを受験することが可能になります。
TOEICリピート割引制度の注意点は、「TOEIC SQUAREに無料会員登録すること」「必ず1年後の同じ月に受験する必要があること」「インターネット申込みをする必要があること(コンビニ払い以外の決済をすること)」という点です。
TOEICを楽天ポイントで支払う
TOEIC受験料の支払い方法のひとつである「楽天あんしん支払いサービス」は、楽天会員の登録情報を利用してオンライン決済をするサービスです。
楽天以外のサイトでも「楽天あんしん支払いサービス」を使用でき、楽天ポイントで支払いをすることができます。
注意点としては、「楽天あんしん支払いサービス」は、TOEICをインターネット申込みした場合のみ対応という点です。
楽天は常時、キャンペーンとして、「楽天カード(年会費永年無料)」を作成すると「5,000円相当の楽天ポイント」等がプレゼントされるため、実質無料に近い形で、TOEICを受験することが可能です。
TOEIC IPテストで受験する
「TOEIC IPテスト」とは、10人以上の団体であれば公開テストとは別に受験の機会をいつでも設定できるというものです。つまり、企業や教育機関単位で受験する方法になります。
「TOEIC IPテスト」は、公式テストと同じくスコア証明に使用できますので、スコアを履歴書等に記載することが可能です。
しかし、注意点としては、「Official Score Certificate(公式認定証)」が発行されないという点です。
そのため、「官公庁、大学院、通訳案内士試験の筆記試験免除にTOEICスコアを使用するという場合は、公開テストの「Official Score Certificate(公式認定証)」が必要となるため、「TOEIC IPテスト」では対応することができません。
しかし、多くの場合は(一般企業の面接等)、TOEIC IPテストのスコアで問題ないことが多いため、上記以外の場合は「TOEIC IPテスト」で十分対応可能です。
「TOEIC IPテスト」は、企業や教育機関単位で受験場所や料金が異なりますので、詳しくは各社公式ホームページを確認してください。
アルクを利用する
英語教材の最大手「アルク」のサービスを利用することで、TOEICを割引で受験することが可能です。
方法としては「アルク」のサービスである、
- English Journal、Active English、子ども英語のどれかを定期読者登録する。
- ヒアリングマラソンなどの特定のアルク教材を利用する。
のいずれかを利用することで、「TOEIC公開テストが優待価格で受験」することが可能になります。