旅行業専門行政書士でTabiJoy運営者の三浦です。
唐突ですが、自分がなぜ「行政書士」を目指したかというと、自分の経験を活かし仕事をしたかったという想いがあったからです。
私は昔から、決まった規則があることが苦手で、 「なんでみんなは週五回も学校に行くんだろう」 「なんでみんなはみんながあたりまえだと思っていることに疑問がないんだろう」 なんて事をいつも考えてました。
そのため、中学生時代の成績は160人中155位くらいで、学校も週3日くらいしか行っていませんでした。
そんな調子だったので、高校と大学は偏差値30台。
しかも私立! とんでもない親不孝だったと今では思います。
そんな私が覚醒?したのは、大学を卒業した後にオーストラリアに留学したことにあります。
勉強が嫌いなのに、なぜか「英語を勉強したい」という思いがあり、また、就職したくないという逃げもありました。
日本や親元を離れたことで、 「自分は本当に無力なんだ。」 という強い思いを感じました。
それまでの私は完全にぬるま湯に浸かっていたので、自分では何もできず、英語もできないのでレストランで注文することもできなかったのです。
「こんな自分ではダメだ。何とかしなくては。」 と本気で思い、自己啓発本や資格取得など様々なことに手を出しました。
また、世界をもっと知らなくてはならないという考えから、世界5大陸約30カ国100都市以上にバックパッカー旅をし、自分を見つめ直しました。
その結果なのかはわかりませんが、私は行政書士(合格率9.95 %・2016年情報)のほか、総合旅行業務取扱管理者(合格率8.8%・一発合格2017年情報)を取得し、TOEICではリスニングパートで90%の正答率を出すことができました。
行政書士として独立するメリット
本題の行政書士として独立するメリットは、自分の経験をそのまま仕事に活用できるということです。
行政書士は書類作成や許認可申請がメインの業務になりますが、扱える書類等は10,000以上とも言われ、自分自身の経験をそのまま活かせる仕事なのです。
私の場合は、旅行業や留学業、入管申請などの業務をメインにしていますが、不動産関係が強い先生、相続関係が強い先生、飲食関係に強い先生など様々な専門性を持つことができます。
つまり、これまでの人生の総合値がそのまま仕事に活かせるのです。 行政書士の業務は経営コンサルタントとしての面もあります。
法律知識と業界知識を活かして、アドバイス業務を行えるのです。
AIの台頭により、代書屋である行政書士は消える資格と言われていますが、私はそうは思いません。
もちろん、ただただ書類作成や申請代理を行うだけでは、難しいかもしれません。
しかし、法律知識と業界知識と併せて、倫理観と情熱を持ってアドバイスすることは人間しかできません。
行政書士は、これまでの人生の知識を集結して社会に貢献できる、素晴らしく誇れる仕事。
そのように私は考えています。