行政書士でTabiJoy運営者の三浦です。
私は、2度の留学(オーストラリア・フィリピン)、世界5大陸約30ヵ国100都市以上への渡航、行政書士資格(契約書作成や申請代理を行える国家資格です)、総合旅行業務取扱管理者資格(旅行業唯一の国家資格です)、総合旅程管理主任者資格(海外の添乗業務を管理できる資格です)を取得し、旅行業・留学業に特化した行政書士として活動しています。
今回、ご紹介するのは、ボリビア「ウユニ塩湖」です。
ウユニ塩湖から日本へのアクセスは、当然ですが、時間と費用がかかります。
航空券にもよりますが、ウユニ塩湖までは、日本から丸一日の移動。費用に関しては、南米への格安航空券は少なく、10数万円はかかります。
また、ウユニ塩湖の代名詞である「鏡張り」を見るためには、11月〜3月の雨期に渡航しなくてはなりません。
環境によりますが、2or3月が最適だと言われています(年によって、異なるため渡航の際には、ウユニ塩湖の状態をチェックしてから渡航してください)。
加えて、11月〜3月であっても、天候次第で、綺麗な鏡ばりを見ることができません。
鏡張りを楽しむためには、現地のツアーに申し込む形が一般的ですが、悪天候の場合は、ツアー自体が開催されません。
ウユニ塩湖観光の拠点となる街は、全く観光スポットがないので、ツアーが開催されない場合、本当に暇です。
私自身もツアーが開催されない日があったのですが、街を散策し、ホテルの方と話しをするくらいで、正直なところ退屈さを感じていました。
また、仮にツアーが開催された場合も、その日に、綺麗な鏡ばりを楽しめる保証はないので、ウユニ塩湖を訪れる際は日数の余裕を持っての渡航をお勧めします。
私と同じツアーに参加していた日本人の方は、1週間毎日ツアーに参加し、ベストの写真を撮れるように奮闘していましたが、理想の鏡ばりは撮影できなかったと帰国時に言っていたのが印象的でした。
ウユニ(スペイン語: Uyuni)はボリビアの西側にある小さな町である。ウユニ塩原から車で1時間のところにあり、塩原観光の拠点となっている。2012年に新空港が開港して以降、アマゾナス航空(英語: Línea Aérea Amaszonas)がラパス市から1日3便の定期便を運航している(2015年4月現在)。また、ボリビア中央部のオルロ市から週に5便の鉄道が出ているほか、ラパス・オルロ・ポトシなどの主要都市からのバス便も出ているが、道路状態が悪いことと深夜運行にも拘らず十分な暖房設備を持たないバスが多いため快適とは言い難い。wikipediaより引用
目次
ウユニ写真
私のカメラは、一般的なもの(8万円ほど)だったので、上記写真が限界でした。
本当に、綺麗な写真を撮影したい方は、高性能カメラを用意する必要があるかもしれません。
私個人の見解としては、ネットに掲載されているウユニの多くの写真は、加工されているものも多い印象です。
そのため、ネットの写真を想像して渡航されると、少しイメージと異なる結果になるかもしれません。
トリック写真も自由自在
ウユニ塩湖は、とても広いため、現地ガイドなしでは観光が不可能です。
そのため、ツアー参加が一般的で、現地人のドライバー兼コンダクターの方が案内を行ってくれます。
また、コンダクターの方は、コミュニケーションも上手く、上記のような写真も簡単に撮影してくれます。
ご自身のカメラを手渡し、「様々なトリック写真を撮影したい」と伝えれば、コンダクターの方主導で様々なパターンの撮影を行ってくれます。
ウユニの鏡ばり写真
上記写真のような、人が遠方にいる写真は、比較的簡単に撮影が可能です。
と言うのも、近くに人がいる状態で綺麗な鏡ばりを撮影するためには、全員が微動だにせず、水の流れを止めなくてはならないからです。
1人が少しでも動いてしまうと、水面が波打ってしまい、綺麗な鏡ばり写真になりません。
ウユニ塩湖で綺麗な鏡ばりを撮影するためには、カメラの性能はもちろん、撮影技術や忍耐も必要になります。
グーグルマップで見てみよう!
ウユニ塩湖をグーグルマップで見てみましょう。実際に現地で見たい方はクリックしないでください!
鏡張りスポットからの眺め
ウユニ塩湖の鏡張りを見ることができます。
ウユニ塩湖 乾燥塩
コルチャニ村付近
コルチャニ村はホテルがあり、宿泊することもできるウユニ近くの村です。
ウユニ 町の広場
ウユニ広場はウユニの町の中心にある広場です。観光客相手のピザ屋が数店ありますが、料金が観光客設定で、とても高いです。また、味はお世辞にも美味しいものではありませんでした。
ウユニ塩湖までの格安航空券を探してみよう
南米ボリビアまでの航空券は、アメリカ経由航空券が、割安になることが多いです。
航空券は、時期やキャンペーンによって、金額の差があるので、根気強く調べてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
旅行者の聖地となっている「ボリビア・ウユニ塩湖」。
正直なところ、訪れて損はないですが、巷で騒がれているほどの感動はないかもしれません。
これは、あくまで私個人の意見なのですが、少々メディアが持ち上げすぎているのではないかと感じています。
もちろん、個人により感じ方は異なると思いますので、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
しかし、ボリビアは、日本からのアクセスが良いとは言えず、前述の通り費用と時間がかかります。
ですが、私は「死ぬまでに絶対行きたい!」と考えていた場所のひとつなので、渡航して本当に良かったとは思います。
どちらの国や地域も実際に訪れてみないと何もわかりません。
もしかしたら、大きな感動が待っているかもしれません。
興味がある方は、是非行ってみてください!