旅行・留学業専門行政書士でTabiJoy運営者の三浦です。
私は、2度の留学(オーストラリア・フィリピン)、世界5大陸約30ヵ国100都市以上への渡航、行政書士資格(契約書作成や申請代理を行える国家資格です)、総合旅行業務取扱管理者資格(旅行業唯一の国家資格です)、総合旅程管理主任者資格(海外の添乗業務を管理できる資格です)を取得し、十分な知識と経験を活かし留学カウンセラー業務を行っております。
また、以前は、フィリピンの語学学校に勤務していました。
格安の英語留学先として人気が高まっている国はフィリピンやフィジーが挙げられます。
特にフィリピン留学は年々、留学生が増加している傾向にあり、今後も英語の需要の高まりと並行して語学学校も増えると予想されます。
もちろんフィジーも多くの自然と綺麗な海がある環境の中、リゾート気分で留学生活を送れるというメリットがあります。
そこで、フィリピン留学とフィジー留学に焦点を当てて、それぞれの特徴を比べてみました。
目次
留学費用「フィリピン留学とフィジー留学」
フィリピンとフィジーの留学必要はほぼ同水準にあります。平均して1カ月13万円~20万円程度になります。中には1カ月7~8万円程度で留学可能な語学学校もあります。
費用は語学学校にもよりますので、費用の幅はあるので一概には言えませんが、費用面に関しては大きな違いはありません。
また、物価も両国共に日本の3分の1~4分の1程度なので、生活費も同様に抑えることが可能です。
航空費用「フィリピン留学とフィジー留学」
フィリピン
3万円~5万円で往復航空券を購入することが可能です。
また、「イーツアー」という航空券予約サイトを利用するとほぼいつでも3万円台で往復航空券を購入することができます。
フィジー
フィリピンへはLCCが多数運行しているので格安の航空券を購入することが可能ですが、フィジーに渡航する際にはフィリピンの倍くらいの航空券費用がかかってしまう場合が多いです。
少しでも安く航空券を購入したい場合は、こまめに格安航空券を検索しましょう。
宿泊施設「フィリピン留学とフィジー留学」
現在のフィリピン留学ではホームステイ形式は取っていないので、ローカルな体験をできるフィジーに少しメリットがあるかもしれません。
フィリピン留学は英語合宿。フィジー留学は異文化交流。と考えても良いかもしれません。
フィリピン
基本的に寮。少数ではありますがコンドミニアムや相談の上、外部に宿泊する場合もあります。
フィジー
寮 or ホームステイ
レッスン形態「フィリピン留学とフィジー留学」
語学学校によって異なりますが、基本的には下記のレッスン形態になります。フィリピン留学とフィジー留学は同水準の費用なので、レッスンに関してはマンツーマンレッスンがあるフィリピン留学に軍配があがるのではないでしょうか。
フィリピン
マンツーマン+グループレッスン
フィジー
グループレッスン
レッスン時間(平均値)「フィリピン留学とフィジー留学」
語学学校によって大きく異なるので平均値を算出させて頂きました。フィリピン留学は「スパルタ」と呼ばれる1日12時間を超えるレッスンを行う語学学校もあるので、学校を選定する上でレッスン時間はとても重要な項目です。
フィリピン
マンツーマン5時間+グループ2時間(5~10人クラス)
フィジー
グループのみ5時間半(10~15人クラス)
先生の国籍「フィリピン留学とフィジー留学」
フィリピン
フィリピン人+数人のネイティブスピーカー。
語学学校によっては全員ネイティブの語学学校もあります。
全員ネイティブの語学学校は主にクラークに集結しており、欧米からの移住者の多いクラークだからこそ実現できる画期的なシステムです。
他のフィリピンの語学学校よりは高額ですが、欧米留学よりは費用を抑えることが可能です。
フィジー
フィジー人又はインド人
留学生の国籍「フィリピン留学とフィジー留学」
フィリピン
ほぼ韓国人と日本人。学校にもよりますが韓国人比率が高い語学学校が多いです。加えて、少数ではありますが台湾人やベトナム人などアジア圏からの留学生がいます。
フィジー
ほぼ日本人。韓国人やモンゴル人などもいるが、日本人比率が9割を超える語学学校もあり英語環境を作り出すことは難しいのが現状です。
日本人同士で助け合って、安心して留学生活を送りたい場合はメリットでもあります。
街の人の英語力「フィリピン留学とフィジー留学」
フィリピン
フィリピンは2013年に「世界で最もビジネス英語能力が高い国1位」に選ばれた実績があるので、英語力には定評があります。
しかし、一方で街の人々は英語を全く理解できない人も多いです。大型ショッピングモールや病院などでは問題ないですが、ローカルなお店や市場などでは基本的には英語は簡単な単語程度しか通じません。
フィジー
フィジーでは街中でも英語を使用できる機会が多い為、フィリピンと比べると街中での英語学習環境は整っていると言えます。
留学生の英語レベル「フィリピン留学とフィジー留学」
両国共に英語初学者の方が多いです。しかし、韓国人はTOEIC700以上を保持している留学生も多く、日本人と比べると高い英語力のことが多いです。
そのため、積極的に韓国人との交流を持つことが英語学習にとって大切です。
治安「フィリピン留学とフィジー留学」
フィリピン・フィジー共に治安は日本と比べて良くないです。しかし、渡航を考慮するレベルではなく、「十分な注意」があれば渡航しても問題はありません。
しかし、両国共に日本人はお金持ちとして認識されているので、「夜は出歩かない」「金品を身につけない」など基本的な防犯対策は忘れないようにしましょう。
フィリピン
フィジー
まとめ
フィリピン留学のメリットは「航空券が安く」「マンツーマンレッスン」「レッスン時間が多い」などです。
一方、フィジーは「街中で英語を使用できる」「日本人が多いので安心感がある」などがメリットになると思います。
留学に何を求めるかという話になると思いますが、やはり「英語力の向上」が留学の最大の目的になる場合が多いと思います。
もちろん留学の目的は明確でなくても良いと思うので、一概にどちらに留学するべきかは判断できませんが、個人的にはフィリピン留学のほうが総合的にクオリティが高いと考えています。
フィリピン英語は「オンライン英会話」「コールセンター」など多くのビジネスで活用されています。また、年々フィリピンへ留学する留学生が増加している事実などを考慮しても、フィリピン留学のクオリティが証明されているのではないかと考えています。
今回の比較でどちらの国が留学先として適しているかは個人差があると思うので、まずは詳しい留学内容を知るために情報を集めることから始めてみてはいかがでしょうか。
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