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行政書士三浦国際事務所代表の三浦です。
少しではございますが、私がフィリピン留学エージェントを立ち上げたきっかけと想いをお伝えさせて頂けたらと思います。
目次
代表 三浦 哲郎プロフィール 「旅行・留学業専門 行政書士」
大学卒業後、オーストラリア・フィリピンへの留学を経て、海外語学学校、旅行会社、大手留学エージェントにて勤務。
大手留学エージェント勤務時には、当時取扱企業が少なかったフィリピン留学の取扱を発案。
フィリピン留学社内研修講師を務め、ノウハウを構築後、「フィリピン専門行政書士」として独立。
これまで、フィリピン留学だけでなく、世界中へ留学生の方のサポートをさせて頂き、1,000名以上の留学カウンセリング経験を持つ。
運営アメブロは、「英語・英会話ランキング」にてデイリーアクセス数1位獲得。
・保有資格 行政書士・総合旅行業務取扱管理者・総合旅程管理主任者・ハワイスペシャリスト上級
・海外渡航経験 世界5大陸約30ヶ国100都市以上
・趣味 サッカー(千葉県リーグ所属)・ビリヤード
留学のきっかけ
私は大学卒業後、オーストラリアへ留学しました。
特に大きな目標や志があったわけではなく、「やりたいことがわからない」というなんとも甘い考えからでした。
私は学生時代、スポーツに打ち込んだわけでも、勉学に励んだわけでもなく、ただ流れに身を任せて気がついたら大学卒業間際になっていたのです。
「自分には何かできるかも?」という想いを抱く反面、「いったい何ができるんだろう?」という想いも抱えていました。
様々な想いが頭を駆け巡り、就職を保留するために留学を決意したと言っても良いかもしれません。
世界で感じた自分の無力さ
オーストラリアへ留学して最も学んだことは、自分の無力さでした。
当時、英語力が皆無だったため、ファーストフードで注文することすらできませんでした。
英語力がない私に全ての責任があるのですが、当時はショックを受けてかなり悩んだ記憶があります。
オーストラリアは多くの国から学生が集まり学んでいます。
自分よりも若い学生も大勢いましたが、しっかり自分の意見を伝え、自分の人生の目標を明確にしている学生がほとんどでした。
正直、純日本人の私は、「意見をしっかり伝える」「自分の人生のプラン」を伝えることは、どこか恥ずかしさを感じていました。
しかし、オーストラリア留学を経て、自分の人生を無駄にしないためにも「何かを変えなくてはならない!」という想いが込み上げてきました。
さらなる英語力アップのためにフィリピンへ
オーストラリア留学後、フィリピンへ英語力アップのために留学しました(当時は知識がなく、私はオーストラリア→フィリピンと留学しましたが、フィリピン→オーストラリアの順番が良いと思います)。
フィリピン生活の中で、フィリピン留学の魅力や費用対効果の高さに感銘を受け、英語力を伸ばしたいと考えている方にとってメリットが大きいと心底感じ、留学エージェントを立ち上げたいと考えるようになりました。
現在は、多くのフィリピン留学の情報がありますが、私が留学した当時は情報が少なく、語学学校も韓国企業のみでした。(現在は、多くの日本企業が参入しています。)
フィリピンで感じた貧困や現実
フィリピンは、リゾート地や留学先というイメージの他に、スラム街をイメージする方も少なくないと思います。
私もフィリピン渡航前に、テレビや本で情報は見たことがありましたが、実際に現実を目の当たりにすることは全くの別物でした。
マクドナルドやスターバックスなど、日本でもおなじみのお店が並ぶ横のストリートでは、全く別の世界が広がっているのです。
現実を見つめるため、フィリピン生活の中でスラム街や貧困層が住んでいる場所にも足を運びました。
また、貧困層の方が住まれている家にお邪魔させて頂いたこともありました。
おもてなしをして頂いたのですが、日本人の私たちからすると、本当に質素でお世辞にも豪華とは言えませんでした。
また、夕方となり辺りが暗くなっても、電気をつけてくれません。疑問に思いつつも黙っていると、家主はロウソクに火をつけてくれました。 そうです。電気が通っていないのです。
電気も水道もガスありませんし、トイレも穴を掘った簡易的なものだったのです。
日本で生まれ、世界的に裕福と言われる私たちは、このような現実の中、どのような目標や志を持つべきなのかを考えるようになりました。
世界一周バックパッカーの旅へ
フィリピンから留学後、帰国し、日本でサラリーマンをしていました。
特に大きな不満はありませんでしたが、特に大きな喜びもありませんでした。
サラリーマンをしていても、社会に貢献できているわけですし、真面目に働いていれば、家や車も購入できる。「迷うことはないじゃないか?」と自分自身に問いかけ続けていました。
しかし、30歳が近づき、このままモヤモヤした気持ちを抱き続けるか、まだ見ぬ志を求めるかという問いに結論を出すことにしました。
世界で何が起こっているのか、世界ではどのような生活をして、どのような考えを持っているのか、テレビでも本でもなく自分の肌で感じることが最も大切なのではないかと思ったのです。
世界で感じた不条理
世界の現状を見たくても、世界の全てを見ることはできません。数十カ国へ渡航しても、見られるものはほんの一部なのです。
しかし、どちらの国でも必ず学びはあったことは確かです。
最初に渡航したオーストラリアでは、生卵を投げられました(日本人は白人(白身)のふりをした、イエローモンキー(黄身)だという意味です)。
フィリピンでは、学校に行けない子供達と交流し、多くの貧困問題を目の当たりにしました。
ドイツでは、難民の子供にクレジットカードを盗まれ、警察の方のお世話になりました。また、長距離バスに無理やり難民が乗り込んできて、警察沙汰に巻き込まれました。
ベルギー(ブリュッセル)では、2016年のテロに巻き込まれそうになりました。世界一美しい広場と言われるグランプラスの近くに2週間ほど滞在し、離れた直後にテロが発生してしまいました。
シリアでは、現在は多くの問題を抱え、渡航することは難しいですが、数年前まで普通に渡航できました。シリアの人々は優しく、シリア=危ない人たちという認識は成り立ちません。本当に一部の争いなのです。
このように私は、「差別」「貧困」「難民問題」「テロ」「戦争」など、多くの問題を目の当たりにしました。テレビだけではなく、現実に起こっていることなんだと心底感じました。
もちろん、世界一周の多くの思い出は楽しく素晴らしいものですが、現実を突きつけられる出来事も多く体験しました。
留学エージェントを通して社会に貢献したい
「差別」「貧困」「難民問題」「テロ」「戦争」など多くの問題を目の当たりにしても、私ができることは正直少ないと思います。
しかし、留学の素晴らしさを留学をご検討させていらっしゃる皆様にご説明させて頂き、一人でも多くの方が世界へ出て、一人一人が日本や世界のために何ができるのかということを考えられるようサポートをさせて頂くことが、私自身の社会貢献だと考えています。
フィリピン留学では、一日中英語環境で過ごせるので、基礎的な英語力を取得することは難しくありません。
英語を使用できるようになれば、世界中で働くチャンスもできますし、世界中に友人ができます。
それぞれ、世界に友人ができれば、世界は平和で愛のあるものになると思います。
最後になりますが、フィリピン留学は人生にとって小さな一歩でしかありません。
また、英語力が思うように伸びないかもしれませんし、日本とは違う環境での生活に戸惑うかもしれません。
しかし、小さな一歩の積み重ねが、人生を素晴らしいものにしてくれると思います。
私も様々な想いを抱えて、留学や世界一周をしました。私の経験が少しでも、皆様の人生の一歩に役立ては嬉しく思います。
最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。
行政書士 三浦 哲郎
旅の写真
少しではございますが、私の旅写真をご紹介させていただきます。※当事務所と関係ない方の部分は、一部修正しております。