行政書士でTabiJoy運営者の三浦です。
私は、2度の留学(オーストラリア・フィリピン)、世界5大陸約30ヵ国100都市以上への渡航、行政書士資格(契約書作成や申請代理を行える国家資格です)、総合旅行業務取扱管理者資格(旅行業唯一の国家資格です)、総合旅程管理主任者資格(海外の添乗業務を管理できる資格です)を取得し、旅行業・留学業に特化した行政書士として活動しています。
今回は、薬にフォーカスして「海外旅行・世界一周に必要な薬6選」をご紹介したいと思います。
「現地の病気は現地の薬」で対応するのが良いという話もありますが、私の経験上、海外の薬は副作用が強い場合も多いので、常備薬は日本から持参することをお勧めします。
01 下痢止め
日本は世界的に、とても衛生状態が良い国です。
そのような環境で育ってきた日本人は、海外の細菌に体が対応できないことが多くあります。
特に、アジア圏やアフリカ圏への旅行は細心の注意が必要です。
02 高山病用の薬
高山病の薬は、登山に行かない限り必要ないとも考えられます。
しかし、ラパス(ボリビア)などは、標高3,593メートルあり、世界一高い標高にある首都とされています。
富士山が3,776メートルなので、その標高の高さがわかると思います。
つまり、渡航場所によっては、街であっても高山病対策の薬が必要になります。
私は、実際にラパスを訪れたことがありますが、ボリビアをはじめ南米の国の高山病の薬はコカの葉で代用します。
コカの葉は、コカインの原料になり、日本人の私たちにとって、とても抵抗がある存在です。
実際に、現地に訪れると、至るところでコカの葉やコカの飴、コカのお茶が手に入ります。
しかし、コカの葉は避け、日本から高山病の薬を持参することをお勧めします。
03 酔い止め
海外旅行や世界一周中は、普段よりも交通機関を利用する機会が増えるかと思われます。
普段は酔わない方でも、海外の整備されていない道路を走行すると、予想以上に酔ってしまうことがあるので、酔い止めを日本から持参することをお勧めします。
04 整腸剤
下痢止めと近いのですが、普段食べなれていない料理を毎日食べることになるので、旅行が長くなるにつれて胃と腸が疲れてきます。
慢性的なお腹の不調を避けるため、整腸剤は必須です。
05 風邪薬
風邪薬は現地のものを使ってもいいと思いますが、海外は副作用が強い薬が多いため、使用の際には注意が必要です。
副作用が気になる場合やお子様連れの場合は、風邪薬を必ず持参しましょう。
06 消毒薬
怪我をしたときに、雑菌が入らないよう早急に対応するためです。
怪我をした傷から雑菌が体内に入り込んでしまう可能性があるため、小さなもので良いので持参することをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外旅行や世界一周中は、普段とは異なる環境で過ごすため、体調を崩しやすくなります。
また、アクティビティを楽しむだけでなく、移動も多くなるため、怪我のリスクも増えるかと思われます。
多くの薬を持参する必要はないですが、最低限の薬は持参しておくと安心です。