「プライオリティパス最短・最安値取得方法」空港ラウンジ利用について

行政書士でTabiJoy運営者の三浦です。

私は、2度の留学(オーストラリア・フィリピン)、世界5大陸約30ヵ国100都市以上への渡航、行政書士資格(契約書作成や申請代理を行える国家資格です)、総合旅行業務取扱管理者資格(旅行業唯一の国家資格です)、総合旅程管理主任者資格(海外の添乗業務を管理できる資格です)を取得し、旅行業・留学業に特化した行政書士として活動しています

著者は、これまで、世界各国の空港ラウンジを利用してきました。

現在、空港ラウンジは、気軽に誰もが利用できる場所になりました。

もちろん、ビジネスクラス以上の航空券がなくては利用できないラウンジ、航空会社の上級会員でなくては利用できないラウンジがあることも確かです。

しかし、私が普段利用している「プライオリティパス」の提携ラウンジも、十分サービスの質は高いと考えています。

「プライオリティパス」で利用できるラウンジは、世界130カ国500都市 · 世界1000か所以上になります。

加えて、24時間多言語サポートもありますので、サービス面も充実しています。

今回は、筆者の経験を基に「プライオリティパス」提携国内空港ラウンジのご紹介と、「プライオリティパス」の賢い取得方法についてご紹介したいと思います。

プライオリティパス提携ラウンジで利用可能「プライオリティパス最短・最安値取得方法」

スウェーデンのラウンジにて。とても広くて、軽食しかないものの、食事の種類が豊富でした。

クアラルンプールのラウンジにて。アジアのラウンジは日本人の舌に合う料理が多く美味しいです。

国や都市によって、大きくラウンジのクオリティは異なります。

ドリンクバーと軽食のみのラウンジもありますし、中華料理食べ放題、シャワールームや仮眠室完備のラウンジなど、その形態は多岐に渡ります。

また、ラウンジは空港によって保安検査前or保安検査後にあり、注意が必要です。

保安検査を一度通過してしまうと戻ることができないためです。

加えて、基本的にはラウンジを利用する際、搭乗券を見せる必要があるのですが、中には搭乗券を見せずに「プライオリティパス」のみで利用できる場合もあります。

例えば、成田の空港第2ターミナルの2つのラウンジでは保安検査前であり、航空券提示も必要ないため、搭乗しない方も「プライオリティパス」を持っている方であれば利用することができます。

経由便を利用する際にも、「プライオリティパス」は重宝します。格安航空券などを購入すると経由地で数時間~数十時間待たなくてはならないことがあります。

その際には、経由地で出国し、観光を楽しむことができますが「観光に十分な時間があるか」、「経由地の入国ビザは取得しているか」「入国ビザ取得のお金を払う必要があるか」など確認する手間がかかることも確かです。

数時間程度のトランジット時間では現実的に経由地を観光することは難しく、空港待機になることが多いと思います。

「プライオリティパス」はそういった経由地のラウンジも使用することができるため、移動疲れをゆっくりと癒すために重宝します。

※注意 全ての国や都市、空港に「プライオリティパス」が利用できるラウンジがあるわけではありません。渡航先のラウンジを確認してから渡航して頂くようお願い致します。

利用航空会社に関係なく利用できる「プライオリティパス最短・最安値取得方法」

ブラジルのラウンジにて。食材が豪快に盛られており、ラウンジでも国民性を感じることができます。

同じくブラジルにて。

「プライオリティパス」を提携ラウンジにて提示することで、航空会社や空港が運営しているラウンジを利用することができます。

その際の注意点は、「プライオリティパス」自体がラウンジを運営しているわけではないと言うことです。

各航空会社や空港が運営しているラウンジと提携している場合に「プライオリティパス」を使用することができるため、ご自身が搭乗する航空会社に関係なくラウンジを利用することができます。

例えば、ご自身の航空券がANAであっても、大韓航空のラウンジを使用できるということです。

プライオリティパスで利用できる国内ラウンジ「プライオリティパス最短・最安値取得方法」

成田空港第1ターミナルKALラウンジです。成田空港を訪れた際には、一番お勧めです。

同じく成田空港第1ターミナルKALラウンジです。他のラウンジと比べて食材が多いです。

ラウンジには「航空会社ラウンジ」「クレジットカードの特典で利用出来るラウンジ」「一般向けの有料ラウンジ」等、様々な形態があります。

そのため、プライオリティパスを所持していても全てのラウンジを利用できるわけはありません。プライオリティパスで利用出来る国内ラウンジをご紹介したいと思います。

空港名ラウンジ名
成田空港第1ターミナルKALラウンジ(お勧め)
成田空港第1ターミナルIASS Executive Lounge 1(出国前エリア)
成田空港第1ターミナルTEI ラウンジ(出国前エリア)
成田空港第2ターミナルIASS Executive Lounge 2(出国前エリア
成田空港第2ターミナルTEI ラウンジ(出国前エリア)
関西国際空港KALラウンジ (出国前エリア)
中部国際空港KALラウンジ
中部国際空港スターアライアンスラウンジ
福岡空港KALラウンジ
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残念ながら羽田空港にはプライオリティパスで使用できるラウンジはありません。また、一度出国してしまうと、出国前ロビーには戻れないため、ラウンジは出国前or出国後なのかも合わせて確認する必要があります。

プライオリティパスとは?「プライオリティパス最短・最安値取得方法」

公式ホームページより引用

プライオリティパスを所持していれば、100ヶ国以上のラウンジを利用することができます。

300以上の都市、600ヶ所以上のラウンジを利用することができるため、海外旅行の際には重宝すると思います。

「プライオリティパス」の会員申し込み方法

イギリスにて。ラウンジの中にはシャワーを浴びれるラウンジがあります。有料と無料の場合があるので確認しておくと良いと思います。

ドイツにて。

プライオリティパスの会員申し込みは、

  1. プライオリティパスと提携しているクレジットカードに申し込む
  2. プライオリティパスに直接申し込む  PriorityPass 公式ページへ

という2つの選択肢になります。

「プライオリティパス」が付帯される人気提携クレジットカード「プライオリティパス最短・最安値取得方法」

  1. セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  2. 楽天プレミアムカード
  3. 楽天ブラックカード
  4. 三井住友VISAプラチナカード
  5. MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
  6. JCB ゴールド ザ・プレミア
  7. JCB ザ・クラス
  8. SBIプラチナカード
  9. アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
  10. アメリカン・エキスプレス・センチュリオン

「プライオリティパス」が付帯しているクレジットカードは限られており、選択肢が少ないことも確かです。

その中には、インビテーション(招待)が必要なクレジットカードも多く、取得が難しい場合もあります。

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インビテーションとは、クレジットカード会社より上級カードへの招待を受けることです。利用料金が多い場合や所持期間が長い場合に手紙やWeb上で招待されます。しかし、インビテーションを受け取っても、申し込み後に審査があり、100%審査が通るわけではないので取得へのハードルは高いと言えます。

インビテーション不要な人気クレジットカード「プライオリティパス最短・最安値取得方法」

そこで、インビテーションが不要なクレジットカードをご紹介したいと思います。

  1. セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  2. 楽天プレミアム
  3. MUFG・ゴールド・アメリカン・エキスプレス
  4. SBIプラチナ
  5. 三井住友VISAプラチナカード

上記の5つのクレジットカードであれば、インビテーションが不要なため、気軽に「プライオリティパス」を取得したいという場合に検討すべきクレジットカードになります。

特に優秀なのがこちらのクレジットカード「プライオリティパス最短・最安値取得方法」

インビテーションが不要なクレジットカードの中で、筆者がお勧めなのは「楽天プレミアムカード」と「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」になります。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス)は、年会費こそ2万円と楽天プレミアムカードよりも高くなりますが、アメックスはインビテーションがなくては取得できないカードが多いなか、こちらのカードはインビテーションが不要なだけではなく、アメックスが誇る高ステータスを取得することができるメリットがあります

高ステータスクレジットカードを手に入れたい場合には、最適の一枚になります。

旅行傷害保険も自動付帯で最高1億円となります。

ステータスの高さとプライオリティパス取得、旅行保険を同時に手に入れたい場合に重宝するカードです。

海外旅行の際には、必ず「任意の海外旅行保険」に加入する必要があります。

あくまで任意なのですが、海外では医療費が高額な国も多く、病気や怪我の状況によっては数百万円〜数千万円の治療費を請求される可能性があるため必須とも考えられます。

「任意の海外旅行保険」は旅行先や滞在日数にもよりますが、数千円〜数万円費用がかかってしまいます。

しかし、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード付帯の海外旅行保険を利用することで海外保険料を節約することが可能です。

カード付帯の海外旅行保険の詳細は、公式ホームページをご覧ください。

項目内容
年会費21,600円(税込)
利用限度額個別に設定可能
国際ブランドAmerican Express
カード発行最短3営業日
海外旅行保険1億円(自動付帯)
国内旅行保険5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険最高300万円

楽天プレミアムカード

「楽天プレミアムカード」は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」と比べて、ステータスや補償額は落ちるものの、年会費は1万円と抑えながら「プライオリティパス」を取得することができるカードになります。

1万円の年会費で「プライオリティパス」を取得することができるため、直接プライオリティパスに申し込むより安いというメリットもあります。

また、入会後にクレジットカードを利用すると10,000楽天ポイントがプレゼントされるため、実質的に1年目は無料で利用することができます

また、楽天トラベルの「ANA+楽パック」を利用すれば、ANAマイレージと楽天ポイントを貯められるためお得です。

項目内容
年会費10,800円(税込)
利用限度額300万
国際ブランドVISA/Master Card/JCB
カード発行約2週間
海外旅行保険5,000万円
国内旅行保険5,000万円
ショッピング保険最高300万円
Tabi Joy
現在、楽天プレミアムカードは、最安値でプライオリティパスを取得できるクレジットカードになります。

プライオリティパスに直接申し込む方法はクレジットカード付帯よりも高くなってしまう

香港のラウンジにて。その国の料理を楽しむことができます。アジアは麺が多いです。

ミャンマーのラウンジにて。食材やサービスはあまり良くありませんでしたが、とにかく静かでくつろげました。

プライオリティパス付帯クレジットカードに申し込む以外にも、プライオリティパスに直接申し込む方法もあります。

プライオリティパスには3種類の会員種別があり、会員種別により年会費や利用料、利用回数が異なります。

01 プレステージ会員 Prestige Membership

年会費は399ドルで、何回でも無料で利用する事ができるのですが、年会費399ドルかかってしまうため、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」や「楽天プレミアムカード」よりも費用がかかってしまうため、実用的ではありません。

02 スタンダード・プラス会員 Standard Plus Membership

年会費は249ドルで空港ラウンジが10回利用できます。無料利用分後は1回の利用毎に27ドル支払う必要があります。

03 スタンダード会員 Standard Membership

年会費は99ドルですが、利用毎27ドルが必要になります。

一番安い会員種別でも年会費は99ドルかかるため、直接申し込むメリットは少ないのではないかと考えています。

最後に

北京のラウンジにて。トランジットのため北京で一晩過ごさなくてはならなくなった時の一枚です。ラウンジの閉館時間になったのですが、居場所がないことを伝えると、特別に中で待機させてくれました。

以前の私は、空港ラウンジの利用を検討することもしていませんでした。

しかし、仕事や旅行で海外へ渡航することが多くなり、色々と空港ラウンジについて調べていくと、これは私でも利用できそうだと考えるようになりました。

「プライオリティパス」があれば、空港ラウンジでゆったりとインターネットを利用しながら、アルコールや食事を無料で楽しむことができます(クレジットカードの年会費等は発生します)。

最近は各国のラウンジを周ること自体が楽しみになっている部分もあります。

国や都市によって、対応やサービス内容は異なりますが、搭乗前に一時の休息が取れることは間違いありません。

仮眠室があるラウンジもあるため、万全の状態で海外を楽しむことができると思いますので、「プライオリティパス」を所持する価値は高いのではないかと考えています。

参考

静銀セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

楽天プレミアムカード

最後まで読んでいただきありがとうございました。 この記事が気に入っていただけたらシェアしてもらえると嬉しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

三浦 哲郎 契約書作成専門行政書士

「行政書士三浦国際事務所所長」「行政書士・申請取次行政書士・文化庁公認著作権相談員・総合旅行業務取扱管理者」千葉県にて、契約書作成専門の行政書士事務所を経営しております(全国からのご依頼にご対応が可能でございます)。これまで、オーストラリア・フィリピンへの留学、フィリピン現地英語学校勤務、世界5大陸30ヶ国100都市以上へ渡航。趣味はサッカー(千葉県リーグ所属)。家庭では2児の父として奮闘しています。下記、「website」より当事務所の書類作成専門サイトに移行致します。