「転職・就職」留学経験者の年収や給料の平均は高い傾向に

旅行・留学業専門行政書士でTabiJoy運営者の三浦です。

私は、2度の留学(オーストラリア・フィリピン)、世界5大陸約30ヵ国100都市以上への渡航、行政書士資格(契約書作成や申請代理を行える国家資格です)、総合旅行業務取扱管理者資格(旅行業唯一の国家資格です)、総合旅程管理主任者資格(海外の添乗業務を管理できる資格です)を取得し、十分な知識と経験を活かし留学カウンセラー業務を行っております

また、以前は、フィリピンの語学学校に勤務していました。

留学は短期間でも交通費や滞在費を含めて、数十万円の必要がかかってしまいます。長期留学になると数百万円。MBAなどを取得するためには数千万円かかることもあります。

費用面を考慮すると留学は気軽に行けるものではないのではないでしょうか。

確かにフィリピンやインド、マルタなど比較的、留学必要が安い留学先を選定することは可能ですが、どちらの国でもまとまった費用が必要になることは間違いありません。

奨学金制度を利用することもできますが、多くの奨学金制度は成績が優秀である必要があったり、留学後に結局は返済しなくてはならないため、実際には気軽に利用できるものではありません。

しかし、一般社団法人「持続可能な国際教育推進のための研究コンソーシアム」が発表した、「グローバル人材育成と留学の長期的なインパクトに関する調査」を調べてみたところ、一概に留学費用は高いとは言えない現状がありました。 http://recsie.or.jp/

正確には留学費用自体が高くないということではなく、「留学を経験すると年収や給料が上がる傾向にあり、留学に投資することによる費用対効果は高い」ということです

もちろん、年収や給料は平均値にはなりますので、一概に全ての留学経験者が高額取得者というわけではありませんが、留学によって経済的に恵まれる確率は高まると言えます。

具体的にどのような調査結果が出ているのか確認していきたいと思います。

調査対象

留学経験者4489人と非留学経験者1298人が調査対象となっています

 対象者条件 留学経験者

・少なくとも小・中学校は主に日本で過ごし、日本の高校卒業後に3か月以上の海外留学を経験した人 (ただし、日本の高校卒業後も留学を経験していれば、高校在学中に海外留学を経験していてもよい)

・留学先の対象は、海外の高等学校、大学、大学院、職業・専門学校、語学学校 インターナショナルスクール・国際バカロレア、民間のダンススクールやプロスポーツの育成チーム(専修学校等に属さないもの)、民間のビジネス研修機関は対象には含まない ・海外留学の目的が語学習得や学位取得などであり、単なるボランティアやワーキングホリデーは含まない

留学非経験者

・国内の大学卒、もしくは大学院卒(修士・博士) ・日本に存在する企業に勤めている(日本に存在する外資系企業は可)、もしくは主婦・無職 ・3か月以上の海外留学や海外在住経験がない、帰国子女ではない(3か月以内の海外旅行等は可) ・大学・大学院入学前の経験が以下の人

・外国語運用能力をみにつけていなかった、家庭内で外国語を使用していなかった 国内のインターナショナルスクールに通ったことがない

参考「グローバル人材育成と留学の長期的なインパクトに関する調査」

大学留学は顕著な年収の開きある

やはり、海外の大学を卒業されている方と日本の大学を卒業されている方では、大きな年収や給料の開きがあるようです。

男性ですと約70万円、女性ですと100万以上、海外の大学を卒業されている方のほうが年収が高いという結果になりました

「男性」留学者平均年収が645万円、非学部留学者575.7万円

「女性」留学者平均年収が439.1万円、非学部留学者330.7万円

日本人は中学生(現在は小学生)から英語を学んでいるにもかかわらず、高い英語力を持っている人は少ないという現状があると思います。

私自身も学生時代、英語は大の苦手で、加えて特に必要性も感じていなかったため、成績は良いとは言えませんでした。

しかし現在、日本は超高齢化社会となり、国内労働力が衰退していく中で、海外とのビジネスができる語学に堪能で国際的な感覚がある方が高給取りになることは必然だと思います。

もちろん語学力があれば、給料が上がるという簡単な計算式ではないと思いますが、留学で培ったバイタリティやコミュニケーション能力はビジネスでも大いに役立つという結果が出ていると言えます

語学留学でも平均年収や給料は高くなる

大学留学は費用面や時間を考慮すると、両親や親族の支援がなくては難しい部分もあると思います。

もちろん、社会人になってお金を貯めて、大学留学をすることも可能ですが、大学に入学するための高い語学力と貯金を同時に行わなくてはならないため、ハードルは高いと個人的には考えています。

しかし、語学留学ではどうでしょうか。

フィリピン留学などは一週間から申し込むことができるため、お仕事のお休みや学生の方でしたら夏休みや冬休みに気軽に渡航できると思います。

「グローバル人材育成と留学の長期的なインパクトに関する調査」では合計3ヵ月以上の語学留学をした場合と非留学の場合の年収の違いを数値化しています

「男性」留学経験者平均年収611.3万円、非留学者575.7万円

「女性」留学経験者平均年収345.5万円、非留学者330.7万円

このように男性では約35万、女性では15万ほど留学経験がある場合のほうが年収が高いという結果になっています。

つまり現在30歳として定年まで30年間働くと考えると、「男性」35万円×30年=1050万円「女性」15万円×30年=450万円の生涯年収の開きがあることになります

フィリピン留学の場合、3ヵ月の留学では語学学校にもよりますが、30万円~50万円ほどで行くことができます。

今すぐに30万円~50万円支払うとなると高額な気がしますが、一生で考えると投資方法としては悪くないのではないかと思います

私が語学学校で勤務していた時には、「長期の休みが取れないから毎年一週間くらいの留学を2~3回しています。」という方もいました。

このように無理なく留学する方法もあるので、もしご興味があったら問い合わせフォームより質問していただければと思います。

調査対象者への質問

Q : 海外留学の結果【大学・(大学院)卒業(修了)の結果】、次のような意識がどの 程度高まったと思いますか。

Q :留学の結果【大学・大学院の学生生活で】、次のような能力が向上したと思い ますか。

※【 】内は留学非経験者向けの質問

 

まとめ

「グローバル人材育成と留学の長期的なインパクトに関する調査」を確認してみて、感じたことは2つあります。

ひとつ目は当然の結果だということです

留学に限らず、例えばパソコンスクールに3ヵ月通った、3ヵ月寝る間を惜しんでプログラミングを学んだ、という場合でも年収をあげられるチャンスがあると思うからです。

勉強の結果、資格が取得できれば手当がつくかもしれませんし、手当が付かなくても業務的には効率性が増していると思います。

効率的に業務を行えれば、他の仕事も任され、給料も上がりやすいという当たり前の流れになるのではないでしょうか。

そのため、留学を3ヵ月ほどすれば、英語力は向上しますし、他のスキルと同様に仕事で活かすチャンスが広がるため、信頼を得やすく、給料にもつながるのではないかと思います。

そのため、留学経験=給料が上がるというのも納得だなと考えています。

ふたつ目は、「そもそもバイタリティや野望がある人が留学するのではないか」ということです

現在の日本では、英語は必要ではありますが、国民全員が必須とまでは言えないと思います。

そのため、費用や時間を捻出して留学をするということは、何かしらの目的を持ってバイタリティを持って行動している人がそもそも多いと言えるのではないでしょうか。

しかし、どちらにしても留学経験者が平均年収が高いという事実は変わりません。バイタリティが留学で培われるとも考えられますし、世界中に知り合いができるので仕事がしやすくなるということも考えられます。

もし生涯年収をあげたい場合は、今一度、留学を検討してみてはいかがでしょうか。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。 この記事が気に入っていただけたらシェアしてもらえると嬉しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

三浦 哲郎 契約書作成専門行政書士

「行政書士三浦国際事務所所長」「行政書士・申請取次行政書士・文化庁公認著作権相談員・総合旅行業務取扱管理者」千葉県にて、契約書作成専門の行政書士事務所を経営しております(全国からのご依頼にご対応が可能でございます)。これまで、オーストラリア・フィリピンへの留学、フィリピン現地英語学校勤務、世界5大陸30ヶ国100都市以上へ渡航。趣味はサッカー(千葉県リーグ所属)。家庭では2児の父として奮闘しています。下記、「website」より当事務所の書類作成専門サイトに移行致します。