行政書士で本サイト運営者の三浦です。
今回の論点は、取消しと撤回の違いです。
取消し(とりけし)とは、ある行為についてそのなされた過程に問題があることを理由としてそれを遡及的に無効とする旨の意思表示。
取消しをすることができる権利を取消権、取消権を有する者を取消権者と呼ぶ。
ある法律行為を法律で規定された者(取消権者)の意思表示によって、行為の当時にさかのぼってなかったことにするものであり、取消権は形成権である。
撤回(てっかい)とは、一般には、発言・提案など先行する場面での行為等を後に取り下げることをいう。
日本法上では、意思表示を行った者が、ある行為を将来に向かって無効とさせること。撤回をする権利を撤回権、撤回権を有する者を撤回権者と呼ぶ。
撤回の行使の時までは、その意思表示は有効であり、撤回の行使の時から、その意思表示が無効となる。
また、撤回は、未だ効力が生じていない法律行為や意思表示についてなされるものであり、その効力の発生を阻止する点で解除や取消しなどと異なる。
取消しと撤回の注意点としては、
取消しは、遡及効(行為の時期に遡って法律効果を消滅させる)
撤回は、将来効(撤回した時点から、法律効果が消滅する)
という部分です。
法文や判例を理解する上で、とても重要です。
また、行政書士試験では、取消しと撤回の理解はとても大切です。
細かい部分ですが、毎年のように問われています。
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