海外のスキミング最新手口と被害防止方法!クレジットカード・海外プリペイドカード「留学・海外旅行前確認」

行政書士でTabiJoy運営者の三浦です。 私は、2度の留学(オーストラリア・フィリピン)、世界5大陸約30ヵ国100都市以上への渡航、行政書士資格(契約書作成や申請代理を行える国家資格です)、総合旅行業務取扱管理者資格(旅行業唯一の国家資格です)、総合旅程管理主任者資格(海外の添乗業務を管理できる資格です)を取得し、旅行業・留学業に特化した行政書士として活動しています。 留学や海外旅行には「クレジットカード」や「海外プリペイドカード」は利便性や実用性を考えても、必ず持参するべきものだと思います。 「クレジットカード」や「海外プリペイドカード」は多額の現金を持ち運ばなくても良いため、安全度は高いとも考えられますが、実はそうとも言えない場合もあるのです。 その理由が「スキミング」です。 海外では、日本以上にカード社会化が進んでおり、クレジットカードなくては生活ができないと言っても過言ではありません。 「クレジットカード」や「海外プリペイドカード」は、留学や海外旅行に必要不可欠なツールであることは間違いないのですが、様々な手口でカード情報が盗まれてしまうリスクがあることを忘れてはなりません。 そこで、今回はスキミング被害手口と留学・海外旅行でのスキミング防止方法をご紹介したいと思います。 スキミング被害額 スキミングで、不正で引き出された被害額は、年間106億円となっています。(2014年参考:一般社団法人日本クレジット協会調査) たった、1年間でのこの金額です。 クレジットカードは直接銀行口座と連携しているため、クレジットカードをスキミングされてしまった場合は、貯金額全てを引き出されてしまう可能性もあり、被害額が多額にのぼっているのだと考えられます。 スキミング被害は、日本よりも海外での被害が多いため、留学・海外旅行の際には十分注意が必要なのです。 カードは大きく「接触型」と「非接触型」に分けられる スキミングの手口をご紹介する前にカードについてご紹介したいと思います。 対策する上でどのようなカードを使用しているのか知ることはとても大切だと思います。 接触型カード 接触型カードは名前の通り、読み取り装置とICモジュールを直接接触させて情報を交換するカードです。 具体的には、クレジットカードやキャッシュカード、海外プリペイドカード、ETCカードなどになります。 非接触型カード 非接触型カードは、こちらも名前の通り読み取り装置とICモジュールを接触させなくても情報を交換できるカードになります。 具体的にはSUICAやEdyなどになります。 スキミングの手口 スキングは「スキマー」と呼ばれるカード情報を読み取る特殊装置で情報を抜き取ります。 スキマーは小型であり、数千円ほどで購入できるものもあるため、誰もが加害者にも被害者にもなり得る犯罪なのです。 そのため、狙われてしまったらスキミング被害を100%対策することはできないとも考えられます。 しかし、少しでも被害の確率や金額を抑えるため対処することが大切です。 スキミング手口も年々、巧妙になっており、全ての対策を網羅することは不可能です。 対策すれば新しいスキミング技術が出て、また対策すれば新しいスキミング技術が出るという終わりのない戦いが続いているのです。 ここでは一般的な被害ケースをご紹介したいと思います。 接触型カード クレジットカードなどの接触型カードは、非接触型と比べてカードとスキマーを直接接触させる必要があり、スキミングされるリスクは少ないと言えるかもしれません。 しかし、クレジットカードはATMでの現金引き出しやレストランでの会計など多くの場面で、使用することがあります。 もし、そのATMにスキマーが搭載されていたら、もしレストランでのカードリーダーにスキマーが搭載されていたら。と考えると想像に難しくないと思います。 私はこれまで約30ヵ国渡航してきましたが、「なんだか信用できない場所」では、クレジットカードを利用しないようにしていました。 私自身は、スキミング被害に遭ったことはありませんが、それはこれからご紹介する様々な対策や危なそうな場所ではクレジットカードを利用しないなどのリスク管理を行っていたからだと思います。 クレジットカードのスキミング被害は被害額が多額になる可能性が高いですし、クレジットカード会社からの補償がないことも考えられます。 非接触型カード 非接触型カードはスキマーに直接接触させなくても情報を盗まれてしまう可能性があるので、リスクが高いと言えます。 もはや狙われてしまったら、近づかれただけでも情報を盗まれてしまう可能性もあるので、対策が難しいのも事実です。 スキミングの実際の被害例 2013年にセブン銀行でのスキミング被害が話題になりました。 その手口は大胆にもカード挿入口にスキマーを取り付けたというものでした。そのため、ATMのカード挿入口が通常の形とは異なっていたのです。 しかし、「ATMのカード挿入口は、どうような形になってる?」と質問されても、業者の方でない限り具体的な形状やカード挿入口の大きさなど明確に答えられる方は少ないと思います。 私自身も少し形状が違うカード挿入口がある場合でも、気がつかない自信があります。 また、ATM周辺に現金用の封筒やアンケート、各種案内書などが入っている箱があると思います。 この2013年のセブン銀行でのスキミング被害の際には、この箱に小型カメラが組み込まれており、スキミング情報と合わせて動画も撮影されていたのです。 ここまでされてしまったらなす術がありません。 スキミング対策 しかし、だからと言っても何も対策をしないのは得策ではありません。 被害を最小限に抑えるため、対策は必ず必要になります。 海外でスキミング被害に遭ってしまったら、最悪の場合、留学や海外旅行を中止しなくてはならなくなると思います。 せっかくの楽しい機会をスキミングで奪われてしまわないためにも、個人でできる範囲で対策はしておきましょう。 スキミング対策 ①暗証番号の管理 スキマーでカード情報を盗まれたとしても「暗証番号」が盗まれるわけではありません。そのため、暗証番号でなんとか被害を防げるということがあります。 そのため、暗証番号は第三者に推測されないものを選定し、定期的に変更することも大切です。また、スキミング被害に遭ったと判断した場合は、すぐにカード自体の利用をストップさせましょう。 スキミング対策 ②自分の目からカードを離さない 私が心がけていることは、カードを自分の目で見える範囲で扱ってもらうというものです。 多くの場合は、レジ横など自分の目で確認できる場所にカードリーダーがあり、目の前で操作してくれると思います。 しかし経験上、「カードリーダーが中にあるからちょっと待っててね」という場合もあります。そんな時は要注意です。 カードが自分の目に見えない場所に行ってしまうと、スキマーで情報を盗まれていても気がつきません。 カードを利用する場合は、怪しい動きがないか必ず確認する必要があります。 スキミング対策 ③ICカードに変更する ICカードが内蔵されているカードに変更することによって、スキミング被害のリスクを低めることができます。 しかし、ICカードに適応していないATMや店舗もあり、利便性は少し劣ってしまう可能性はあります。 しかし、2020年までにすべてのクレジットカードはICカード化されるよう閣議決定されているので、これからすべてのクレジットカードはICカード化に移行していきます。 ICチップを内蔵していると、スキミングするのに長時間必要になり、瞬間的に情報が盗まれることがなくなるメリットがあります。 スキミング対策 ④利用場所を考慮する ATMを利用する際にはできる限り、セキュリティがいる銀行などを利用しましょう。 人が少ない場所などでは「スキマー」を設置しやすい環境なので、リスクは高まってしまいます。 また、人が少ない場所での引き出しはスキミング被害ではなく、強盗被害に遭うリスクが増えるため、そういった意味でもお勧めできません。 スキミング対策 ⑤スキミンググッズを利用 非接触型カードの場合は、近づかれた場合にも情報を盗まれてしまうため、リスクが高くなってしまいます。 そのため、非接触型カードを所持している場合は「スキミング防止グッズ」を活用しましょう。 スキミング防止グッズは電波を妨害する機能があり、容易に情報を盗まれるリスクを抑えるメリットがあります。 スキミング対策 ⑥明細をこまめに確認 情報を盗まれてしまえば、もう遅いかもしれませんが、こまめに明細を確認しておくことによって、異変に気がつき場合もあるので定期的に確認しましょう。 スキミング手口の中には被害に気がつかないように少額ずつ引き出している場合もあるためです。 スキミング対策 ⑦いくつかの銀行口座を持つ スキミング被害に遭ってしまうと最悪の場合は、銀行口座金額が抜かれてしまう可能性も考えられます。そのため、多少管理の手間はかかりますが、複数の銀行口座を持つことを考慮しましょう。 スキミング対策 ⑧カード盗難保険を確認 こちらはカードによるのですが、「カード盗難保険」についてよく規約を確認しておきましょう。 クレジットカードはほとんどの場合、この盗難保険が付いているのですが、細かな規約を把握しておくことによって、もしもの時にも対処しやすいと思います。 Tabi...
2017年11月20日0 DownloadsDownload