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海外留学へ行くのなら、海外留学保険の加入は必須!
海外留学の準備をしているときに気になるのが、海外留学保険の加入をどうするかということでしょう。
そもそも海外留学保険とは、治療費用や救援者費用を補償する「海外旅行保険」の内容を、海外留学向けに充実させた保険です。
個人賠償責任特約の補償範囲が広くなったり、携行品だけではなく現地での生活用動産も補償されるなど、長期滞在(3か月以上)の留学に適した内容となっています。
「私は体が丈夫だから、海外留学保険なんて必要ない」と思っている人もいますが、その考え方はかなり危険です。
気候や文化の違う海外では日本と同じような生活ができるとは限りません。それがもとで体調を大きく崩すこともあります。
フィリピンの医療費はどのくらい?
日本であれば国民皆保険制度(健康保険)が効くので、支払う医療費は3割だけ負担をすれば良いですが、海外では原則として全額自己負担です。病院にかかると、思った以上に高額な医療費を請求されることもあります。
フィリピンの医療費は、日本よりも少し安いくらいです。しかし、全額自己負担する必要があるので、日本で支払う額よりも高額になることが多いでしょう。
また日本と同水準の医療を受けるには、設備の整った都市部の私立病院にかかる必要があり、私立病院は国立病院に比べて医療費は高額になります。
日帰りの治療であれば、そこまで負担が大きくないでしょうが、入院や手術をすることとなれば、どれだけ医療費がかかるのか怖くなっちゃいますね。
通訳やキャッシュレスが保険の重要ポイント!
海外留学保険の重要ポイントは他にもあって、日本から家族が駆けつける時の救援者費用も補償されますし、「キャッシュレスメディカルサービス」が利用できれば現金を持っていなくても医療を受けることができるので安心です。
現地での言語に不安がある方は日本語通訳サービスを受けられ、体調が悪い時に不慣れな言葉で医者と話さないといけない負担が無くなります。
たとえ日本よりも医療費が安い国へ留学する場合でも、海外旅行保険に加入することは大切ですね。
ちなみに、「クレジットカードに海外旅行保険が付帯されているから、別途海外留学保険に加入する必要がない」と思っている方は、必ず事前に補償内容を確認しておきましょう。
クレジットカード付帯の海外旅行保険の大半が、保険期間を90日までに限定しています。
個人賠償責任などで対象外となる補償もありますので、短期留学であっても別途保険に加入しておいたほうが良いと思います。
高額な医療費が発生して、留学を断念することも…
アメリカ留学中に盲腸。200万の請求が届きましたがとても払えません・・。
上記のページでは、留学先で盲腸になり200万円の手術費用を請求されてしまった女性の相談が記載されています。
大きな志を持って海外へ留学をしたのに、高額な医療費の為に途中で断念せざるを得なくなったら、悔やんでも悔やみきれないですね。
海外留学保険の保険料は確かにけっこうな金額になります。補償内容や保険会社にもよりますが、最低でも1年で10万円ほどはかかります。
しかし、10万円で留学期間の安心が手に入るのであれば、加入する価値はあるのではないでしょうか。
海外留学保険の選び方
最後は、海外留学保険の加入方法についてです。
留学エージェントに提案された保険にそのまま加入する人もいれば、最近ではインターネットで海外留学保険を自分で探して加入する人も多いです。
インターネットでの加入は、代理店を通して加入するよりも割安な保険料となることが多く、インターネットからの海外旅行保険の加入者は増加しています。
割安な保険料に加えて、出発当日まで加入できる手軽さや、クレジットカード払いでポイントが貯まることも人気の秘訣ですね。
ただ、海外留学期間が長期間になると、取り扱っている保険会社は限られます。
損保ジャパン日本興亜や三井住友海上などの国内大手損保だとインターネットでの契約は保険期間が3ヶ月までとなっていますが、外資系大手のAIU保険会社やジェイアイ傷害火災であれば保険期間1年までであればインターネットで契約できます。
AIUとジェイアイってどんな保険会社?
AIU保険会社とジェイアイ傷害火災は、海外旅行保険・海外留学保険に強みのある保険会社であることがオススメの理由です。
フィリピン留学でおすすめする海外留学保険2社
AIU保険会社の海外留学保険
AIU保険会社の海外留学保険は、留学先に提出が必要な保険加入証明書の作成や、アレルギーの有無や過去の病歴を記載できる「トラベルカルテ」などのサービスが充実しています。
留学生からの人気も高く、実際に多くの留学生が毎年AIU保険会社の保険に入って出発しています。
ジェイアイ傷害火災保険の海外留学保険
ジェイアイ傷害火災は比較的新しい保険会社ですが、保険料が格安に設定されています。もちろん補償も充実していて、歯科治療や持病が補償もされるオプションも用意されています。
海外留学保険は、各社のHPで見積もりができます。
保険料やサービス内容を比較し、ご自身に合った保険を探してみましょう。