世界一周を経て、行政書士事務所を設立した理由 「行政書士・三浦 哲郎」

こんにちは。Tabi Joy運営者の三浦です。

私は、世界5大陸約30ヵ国100都市以上に渡航し、現在は、行政書士事務所代表として、外国人の方の留学や滞在のサポートをしています

今回は、「世界一周で一番後悔したことの話」と「世界一周を経て、行政書士事務所を設立した理由」をお伝えしたいと思います。

世界一周について

モロッコ・トドラ遺跡にて

現在、LCCやインターネットの普及によって世界一周に出発する人も多くなったと思います。

ある程度のお金が工面できれば、世界一周は難しくありません。

情報もたくさんありますし、日本国籍のように世界中に渡航できる国籍のパスポートを所持していれば誰もが楽しめることです(日本のパスポートを持っていると、どちらの国でもまず問題なく入国可能です。)。

また、日本人はとても好かれている民族だと世界を周ると認識できます。

もちろん、すべての国で友好的というわけではないですが、中国人でも韓国人でもなく、日本人だとわかると急に友好的になる人も大勢います。

ブラジルの入国管理局では、日本のパスポートを手渡すと、

「I Love Japanese!!」と私のパスポートにキスされたことがあります。職務的にどうなのかという疑問はありますが、悪い気はしませんでした。

私は、国籍や宗教で人を判断することはしたくないですが、良くも悪くも、世界へ出ると「自分が日本人なんだ」と言うことを強く認識させられることになります。

感謝の気持ちを伝える

ブラジル・リオにて。

少々、話がそれてしまいましたが、私が最も世界一周で後悔したことは、「感謝を伝えなかったこと」です。

大した話ではないのですが、私はこれが一番の後悔です。

世界一周に出る前は、後悔しないようにプランを決めたり、トラブルに巻き込まれないように知識をつけたりと、とにかく楽しく安全に楽しむことができれば、後悔はないだろうと考えていました。

しかし、実際に出発すると、プラン通りにいきませんし、トラブルには巻き込まれます。

スーツケース片手に高級ホテルを渡り歩くということなら、すべてがうまくいくかもしれませんが、私はバックパッカースタイルで貧乏旅だったので、人並みに色々と経験しました。

ベルギーで、テロに巻き込まれそうにもなりました。ドイツでは強盗に遭い、ペルーでは偽札をつかまされました。数えたらきりがありません。

ブラジルでのエピソード

ブラジルで、こんなことがありました。

バスで空港まで行こうとバスターミナルに到着すると、予想以上の大きさでどこのバス番号で待っていればいいのかと案内所で尋ねると、 「20番と23番と68番と…….たくさん走ってますよ。」とのこと。

しかし、肝心のバス自体が全然来ない。来てもなぜか停車せずに素通り。

「まずい。このままじゃ飛行機に遅れてしまう」焦った私は、隣の女性に「Airport?」と聞くと「Yes!here」との返事。

心の中では、「全然ここじゃないだろ!」と突っ込みたくなりましたが、待つしかないので、しばらく待っていました。

待っている間、いろいろバスについて詳しく聞こうと思っても、私はポルトガル語が全く話せないためコミュニケーションがうまく取れませんでした。

しかも、相手の女性は英語がわからない。つまり何語でも通じ合えないのです。

英語を話せる人を探す時間もないですし、飛行機の時間も迫っている。

「さすがにまずい。飛行機に乗り遅れる。」という気持ちが強くなっていたのですが、女性が定期的に「OK!OK!」と待っていればバスはくるぞ!的なジェスチャーをしてくれていました。

最初は、同じバスを待っているのかと思っていたのですが、どうやら、こちらの女性は、私のために自分が乗るはずのバスを乗り過ごしているんだということに気がつきました

その証拠に一緒のバス停で待っている人たちは、10分以上待っている人はいないのに、その女性だけずっと待っていてくれたのです。

そして必死で遠くから来るバスを確認している。

「なんて親切なんだ!」

という思いと申し訳なさに加え、飛行機に間に合わないかも?という焦りで頭がいっぱいになっていました。

そのとき! 遠くのほうで言われた番号のバスが停まっているようにみえ、ダッシュで駆け寄り運転手の人に確認すると空港に行くとの事。

やっと乗れた~と安心したと同時に、先ほどの女性に全くお礼を言っていないことに気がつきました。

地球の反対側で、言葉も通じない旅人のために時間を使ってくれた人にお礼さえできなかったことに心底後悔をしました

感謝の気持ちをしっかり伝えることは旅のテーマでもあったはずなのに、そんな簡単な事ができなかった自分が嫌になりました。

バックパッカー旅は、人々の助けがなくてはできません。いくらインターネットで調べたところで情報が異なることは多いですし、現地の人しか知らない情報はいくらでもあります。

相手が親切にしてくれた時は、必ずお礼の言葉や感謝の気持ちを伝えていたのですが、飛行機に乗り遅れる焦りから、挨拶もなしにバスに乗り込んでしまったのです。

正直、エピソードとしては、旅をしている人なら日常に溢れていることなので、大したことではないのですが、気持ちを踏みにじるような行動をしてしまったことを私はとても後悔しました。

人生には、多くの人々の助けが必要

スペイン・サン ジョセップ市場にて

こちらの記事を読んでいただき、正直、「そんなことか?」と思った方も少なくないと思います。

私も自分自身で何でこんなに引っかかるのだろうとも思います。

私は、大学卒業後、オーストラリアとフィリピンに留学しました。20歳そこそこだった私は、正直な所、ホームシックになり苦しかったのを覚えています。

それを救ってくれたのは、近くにいた人々と日本にいる家族や友人でした。

それまで、周りに人がいることは当たり前だったのですが、日本を離れて、自分の力不足を感じると同時に、周りの人々に支えられていたことに心底気がつきました

世界一周中もそうです。

本当に多くの人の助けを借りて、無事に日本に帰国することができました。報酬や見返りがなくても行動してくれる人は、本当に多いんだなと心から思いました。

助けてもらったことに感謝の気持ちを伝えられなかったことへの後悔は、自分がこれまで学んできたことを行動で示せていないと感じたのだと思います。

しかも、名前もわからないので、今後お礼を言えることはありません。

相手としては、もしかしたら、特に気にもとめてないことかもしれませんが、私の人生の教訓として大切にしたいと思っています。

世界一周を経て、行政書士事務所を設立した理由

パラグアイ・イグアス日本人居住地にて

先ほども記載しましたが、私は行政書士として外国人の方をサポートしています。

行政書士は、英語表記では、Immigration Lawyerとも呼ばれ、入管に関する専門家です(行政書士は様々な業務を扱えるので、すべての先生が当てはまるわけではありません)

私が行政書士事務所を立ち上げたきっかけは、日本と世界をつなぐ仕事をしたいという思いと異国での生活が快適で楽しくなるようなサポートができればという思いがあったからです。

日本に入国する外国人のバックボーンは人それぞれです。

結婚で来日する方や母国の家族を養うために何とか日本で働きたいという思いを持っている方など、本当に理由はそれぞれです。

入国と聞くと、お役所的な事務的なイメージを持たれる方も少なくないと思いますが、入国される方のバックには「様々な想い」があると考えています

理由は何にせよ、異国で生活をするというのはとても大変です。

当然ですが、文化や食事、言語すべてが母国と違うからです。

私は留学でオーストラリアとフィリピンに長期で滞在し、他の渡航経験のある約30ヵ国は各1週間程度ですが生活しました。

私が、これまで海外生活の中で感じことは、外国人の方をサポートさせて頂く上で、とても重要な経験になっています。

日本はこれから、外国人を受け入れる流れになってきます。というよりも、現在進行形で外国人滞在者は増えています。

現在の日本は、名目上は留学生等を受け入れることなどの国際協力がメインで、外国人を受け入れていないということになっています。

しかし、実質的には労働力として受け入れている現状があるのです

島国である日本にとって外国人が日本に滞在することに抵抗がある方が多いため、そのような不透明な形になっているのかもしれません。

国の政策は不透明で、私ができることは微力ですが、少しでも携わった方の人生が豊かになるよう精進したいと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。



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ABOUTこの記事をかいた人

三浦 哲郎(行政書士)

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