留学・旅行前に必見!スキミング最新手口と被害防止方法!クレジットカード・海外プリペイドカード

留学や海外旅行には「クレジットカード」や「海外プリペイドカード」は利便性や実用性を考えても、必ず持参するべきものだと思います。

「クレジットカード」や「海外プリペイドカード」は多額の現金を持ち運ばなくても良いため、安全度は高いとも考えられますが、実はそうとも言えない場合もあるのです

その理由が「スキミング」です。海外では、日本以上にカード社会化が進んでおり、クレジットカードなくては生活ができないと言っても過言ではありません。

「クレジットカード」や「海外プリペイドカード」は留学や海外旅行に必要不可欠なツールであることは間違いないのですが、様々な手口でカード情報が盗まれてしまうリスクがあることを忘れてはなりません。

特にフィリピン留学中は、お金に関してセキュリティを高める必要があると考えています。というのも、フィリピンの物価は日本の3分の1~4分の1ほどで、フィリピン大学卒初任給は日本円で2~3万円ほどです。

そのため、日本人からすると「フィリピンは物価が安く滞在しやすい国」という認識になりますが、同時に「フィリピン人から日本人はお金持ち」と認識されていることになります。

そこで、今回はスキミング被害手口と留学・海外旅行でのスキミング防止方法をご紹介したいと思います!

スキミング被害額

こちらはフィリピン留学だけのデータではないのですが、2014年に不正で引き出された被害額は106億円となっています。(参考:一般社団法人日本クレジット協会調査

たった1年間でのこの金額はすごいことだと思います。クレジットカードは直接銀行口座と連携しているため、クレジットカードをスキミングされてしまった場合は、貯金額全てを引き出されてしまう可能性もあり、被害額が多額にのぼっているのだと考えられます

スキミング被害は日本よりも海外での被害が多いため、留学・海外旅行の際には十分注意が必要なのです。

カードは大きく「接触型」と「非接触型」に分けられる

スキミングの手口をご紹介する前にカードについてご紹介したいと思います。対策する上でどのようなカードを使用しているのか知ることはとても大切だと思います。

接触型カード

接触型カードは名前の通り、読み取り装置とICモジュールを直接接触させて情報を交換するカードです。

具体的にはクレジットカードやキャッシュカード、海外プリペイドカード、ETCカードなどになります。

非接触型カード

非接触型カードは、こちらも名前の通り読み取り装置とICモジュールを接触させなくても情報を交換できるカードになります。

具体的にはSUICAやEdyなどになります。

スキミングの手口

スキングは「スキマー」と呼ばれるカード情報を読み取る特殊装置で情報を抜き取ります。スキマーは小型であり、数千円ほどで購入できるものもあるため、誰もが加害者にも被害者にもなり得る犯罪なのです。

そのため、狙われてしまったらスキミング被害を100%対策することはできないとも考えられます。しかし、少しでも被害の確率や金額を抑えるため対処することが大切です。

スキミング手口も年々、巧妙になっており、全てを網羅することは不可能だと考えています。対策すれば新しいスキミング技術が出て、また対策すれば新しいスキミング技術が出るという終わりのない戦いが続いているのです。

ここでは一般的な被害ケースをご紹介したいと思います。

接触型カードの被害

クレジットカードなどの接触型カードは、非接触型と比べてカードとスキマーを直接接触させる必要があり、スキミングされるリスクは少ないと言えるかもしれません。

しかし、クレジットカードはATMでの現金引き出しやレストランでの会計など多くの場面で、使用することがあります。もし、そのATMにスキマーが搭載されていたら、もしレストランでのカードリーダーにスキマーが搭載されていたら。と考えると想像に難しくないと思います。

私はこれまで約40ヵ国渡航してきましたが、「なんだか信用できない場所」ではクレジットカードを利用しないようにしていました。私はこれまでスキミング被害に遭ったことはありませんが、それはこれからご紹介する様々な対策や危なそうな場所ではクレジットカードを利用しないなどのリスク管理を行っていたからだと思います

クレジットカードのスキミング被害は被害額が多額になる可能性が高いですし、クレジットカード会社からの補償がないことも考えられます。

非接触型カード

非接触型カードはスキマーに直接接触させなくても情報を盗まれてしまう可能性があるので、リスクが高いと言えます。

もはや狙われてしまったら、近づかれただけでも情報を盗まれてしまう可能性もあるので、対策が難しいのも事実です。

スキミングの実際の被害例

2013年にセブン銀行でのスキミング被害が話題になりました。

その手口は大胆にもカード挿入口にスキマーを取り付けたというものでした。「ATMのカード挿入口でどうなってる?」と質問されても、業者の方でない限り具体的な形状やカード挿入口の大きさなど明確に答えられる方は少ないと思います。

私自身も少し形状が違うカード挿入口があっても絶対に気づけない自信があります。また、よくATM周辺に現金用の封筒やアンケート、各種案内書などが入っている箱があると思います。

この2013年のセブン銀行でのスキミング被害の際には、この箱に小型カメラが組み込まれており、スキミング情報と合わせて動画も撮影されていたのです。ここまでされてしまったらなす術がありません。

スキミング対策

しかし、だからと言っても何も対策をしないのは得策ではありません。被害を最小限に抑えるため、対策は必ず必要になります。

スキミング被害に遭ってしまったら、最悪の場合、留学や海外旅行を中止しなくてはならなくなると思います

せっかくの楽しい機会をスキミングで奪われてしまわないためにも、個人でできる範囲で対策はしておきましょう!

暗証番号の管理

スキマーでカード情報を盗まれたとしても「暗証番号」が盗まれるわけではありません。そのため、暗証番号でなんとか被害を防げるということがあります。

そのため、暗証番号は第三者に推測されないものを選定し、定期的に変更することも大切です。また、スキミング被害に遭ったと判断した場合は、すぐにカード自体の利用をストップさせましょう!

自分の目からカードを離さない

私が心がけていることは、カードを自分の目で見える範囲で扱ってもらうというものです。多くの場合は、レジ横など自分の目で確認できる場所にカードリーダーがあり、目の前で操作してくれると思います。

しかし経験上、「カードリーダーが中にあるからちょっと待っててね」という場合もあります。そんな時は要注意です。

カードが自分の目に見えない場所に行ってしまうと、スキマーで情報を盗まれていても気がつきません。カードを利用する場合は、怪しい動きがないか必ず確認する必要があります。

ICカードに変更する

ICカードが内蔵されているカードに変更することによって、スキミング被害のリスクを低めることができます。

しかし、ICカードに適応していないATMや店舗もあり、利便性は少し劣ってしまう可能性はあります。しかし、2020年までにすべてのクレジットカードはICカード化されるよう閣議決定されているので、これからすべてのクレジットカードはICカード化に移行していきます。

ICチップを内蔵していると、スキミングするのに長時間必要になり、瞬間的に情報が盗まれることがなくなるメリットがあります!

クレジットカード名内容
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 「年会費 21,600円(税込)」「空港ラウンジ利用可能プライオリティパス自動付帯」「利用限度額・個別に設定可能」「国際ブランド・American Express」「カード発行・最短3営業日」「海外旅行保険・1億円(自動付帯)」「国内旅行保険・5,000万円(自動付帯)」「ショッピング保険・最高300万円」「
楽天プレミアムカード「年会費・10,800円(税込)」「空港ラウンジ利用可能プライオリティパス自動付帯」「利用限度額・300万」「国際ブランド・VISA/Master Card/JCB」「カード発行・約2週間」「海外旅行保険・5,000万円」「国内旅行保険・5,000万円」「ショッピング保険・最高300万円」
三井住友VISAシリーズ/ICカード各カードによって異なる
楽天プレミアムカードと三井住友VISAシリーズはICカード対応です。

利用場所を考慮する

ATMを利用する際にはできる限り、セキュリティがいる銀行などを利用しましょう。人が少ない場所などでは「スキマー」を設置しやすい環境なので、リスクは高まってしまいます。

また、人が少ない場所での引き出しはスキミング被害ではなく、強盗被害に遭うリスクが増えるため、そういった意味でもお勧めできません。

スキミンググッズを利用

非接触型カードの場合は、近づかれた場合にも情報を盗まれてしまうため、リスクが高くなってしまいます。そのため、非接触型カードを所持している場合は「スキミング防止グッズ」を活用しましょう。

スキミング防止グッズは電波を妨害する機能があり、容易に情報を盗まれるリスクを抑えるメリットがあります。

明細をこまめに確認

情報を盗まれてしまえば、もう遅いかもしれませんが、こまめに明細を確認しておくことによって、異変に気がつき場合もあるので定期的に確認しましょう。

スキミング手口の中には被害に気がつかないように少額ずつ引き出している場合もあるためです

いくつかの銀行口座を持つ

スキミング被害に遭ってしまうと最悪の場合は、銀行口座全ての金額が抜かれてしまう可能性も考えられます。そのため、多少管理の手間はかかりますが、複数の銀行口座を持つことを考慮しましょう!

カード盗難保険を確認

こちらはカードによるのですが、「カード盗難保険」についてよく規約を確認しておきましょう。クレジットカードはほとんどの場合、この盗難保険が付いているのですが、細かな規約を把握しておくことによって、もしもの時にも対処しやすいと思います。

Tabi Joy
それでも被害に遭ってしまったら!どれだけ対策してもスキミング被害に遭ってしまうこともあると思います。被害に遭ってしまった場合は早急にクレジットカードを停止し、現地警察に連絡することが大切です。

まとめ

もちろん今回ご紹介した全ての対処法を行えれば良いのですが、実際には容易ではないと思います。そこで、スキミング被害を最小限に抑える方法としては「海外プリペイドカード」の活用があげられます

私は海外へ渡航する際にはクレジットカード2枚(セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード三井住友VISAクラシックカード)と海外プリペイドカード(キャッシュパスポート)を持参しています。

海外プリペイドカードは任意の金額をカードに入金し、利用する方法なので、直接銀行口座と連携しておらず、スキミング被害金額を最小限に抑えることができます!

そのため留学や海外旅行の際には、利用価値が高い選択肢だと考えています。スキミング被害を考慮して、海外プリペイドカードの作成も検討してみてはいかがでしょうか。

海外プリペイドカード一覧

カード名特徴
キャッシュパスポート(オススメ)「年会費無料」「引き出し手数料200円(税込)」「Tポイントが貯められる」
Manepa Card「年会費無料」「引き出し手数料2USD」「5通貨でのチャージ可能」
JTB MoneyT Global「年会費無料」「引き出し手数料200円(税込)」「JTB日本語サポートがある」


ABOUTこの記事をかいた人

三浦 哲郎

LIBERTA TRAVEL代表(業務内容:フィリピン留学エージェント・メディア運営・旅行留学コンサルタント)。「総合旅行業務取扱管理者・総合旅程管理主任者」大学卒業後、オーストラリア(ワーキングホリデー/2008年)・フィリピン(2011年)へ合計1年半の留学を経て、海外語学学校、旅行会社、留学エージェントにて勤務。運営アメブロは「英語・英会話カテゴリー」で人気ブログランキング1位獲得。これまで約40ヶ国へ渡航。