海外旅行準備8ステップ!「40ヵ国渡航ツアーコンダクター監修」

私はこれまで約40ヵ国へ渡航し、多くの国や地域の雰囲気を実際に感じることができました。

また、海外添乗員として、お客様を案内する機会もあり(主にハワイ)、「海外旅行には、どのような準備が必要?」とよく質問される機会があります。

実際、海外旅行には多くの準備や計画が必要だという意見もあると思いますが、基本的には「パスポート」と「航空券」があれば出発することができるため、個人手配であってもそんなに準備に手間はかからないと考えています!

国や地域によっては、予防接種が必要な場合やビザの取得(ハワイはアメリカなのでESTAが必要です)が必要な場合もありますが、日本人である私たちは優遇されており、比較的他の国と比べて、どちらの国も入国しやすい状況にあります。

その背景には、日本人は勤勉で真面目、テロなどの心配がないと国際的に判断されているのではないかと思います。

私自身も世界一周している時に、税関やビザ申請などの際に、「日本人」だと伝えると明らかに対応が良くなることもしばしばありました!

実際の経験としては親日家が多いブラジルにて、イミグレーションでパスポートを提出すると「I Love Japan」とパスポートのキスをしていました。

その時は、業務的に大丈夫なのかと心配になりましたが、日本人は様々な国で危険人物だと見なされにくいメリットがあり、海外旅行は非常にしやすいと思います。

少々前置きが長くなってしまいましたが、これまでの私の経験を基に、スムーズに海外旅行へ出発するための8のステップをご紹介したいと思います

STEP1 まずはパスポートを取得(確認)しよう!

何よりもまずはパスポートを取得(確認)することから始めましょう!海外旅行はパスポートがなくては始まらないですし、取得までに1週間から10日必要になるので、時間に余裕を持って申請すると後々焦らずに良いと思います。

パスポートには「5年(申請料金11,000円)」と「10年(申請料金16,000円)」のパスポートがあります。また、20歳未満の方は10年パスポートは取得不可となっており、5年パスポートのみ取得可能です。この点は注意が必要です。

パスポート申請必要書類

  1. 一般旅券発給申請書 1通
  2. 戸籍謄本または、戸籍抄本 1通(450円程度)
  3. 住民票の写し 1通(300円)
  4. 身分証明書
  5. 写真 1枚(スピード写真でもOK・パスポートサイズを選択)

STEP2 旅行先を決めよう!

そして、当たり前ですが、どこへ行くのか、何がしたいのか下調べする必要があります。私も全ての国へ渡航したことはないので、偉そうなことは言えないのですが、本当に世界は広いです。

また、LCCの台頭や民泊(airbnbなど)の普及などにより、旅行を気軽に楽しめるツールも増えてきています。

スマホアプリ「Maps Me」では地図をダウンロードすることで、オフラインでも地図案内を行ってくれるため、初めての場所でも迷うことはありませんし、「Google Map」では世界中をオンライン上ではありますが歩き回れるため、海外旅行に行く必要がないとも言えるかもしれません。

本当に多くの渡航先や旅行を楽しむツールがあり、下調べだけでも相当時間がかかってしまうと思います。

なので、私個人的にはあまり深く考えずに「行きたい!」と単純に思った場所へ出向くのが良いと思います。当たり前のことをなのですが、貴重な海外旅行のチャンスを考えると慎重になるのは仕方がないことだと思います。

しかし、テレビや情報誌では絶賛されていた場所でも実際に出向いたらそうでもない場合も多いですし、逆に、あまり知られていない場所でも素晴らしいこともあります

これは、趣味趣向によることも多いですし、現地での出会いなど予想できないことが海外旅行を充実させることもあると思います。

そのため、日本であれこれ考えることも重要ですが、「ここだ!!っと感じたらそこが行くべき場所だと個人的には思います。なんだか抽象的になってしまいますが、私は旅行関係の仕事をしていて感じることは100%全ての人が満足する旅行先はないと考えているからです

しかし、ある程度の前情報は必要だと思いますので、私はトリップアドバイザーで口コミを確認するようにしています。トリップアドバイザーは、現地の良い評判も悪い評判も口コミが多いので、私はいつも参考にしています。

また、私個人の経験にはなってしまいますが、実際に行ってよかった渡航先を随時更新しているので、よかったら参考にしてみてください!

また、渡航前に現地の安全情報を必ず確認することをお勧めします。私は2016年3月22日ベルギーのブリュッセルでテロが起きる1ヵ月前ほどに、ブリュッセルに2週間ほど滞在していました。いつ危険に巻き込まれるかわかりませんので、外務省のページは確認しておく必要があると思います。

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STEP3 渡航方法を決めよう!

具体的には全て個人手配で行うのか、それともツアーに申し込むのかということになります。私はいつも全て個人手配で海外旅行を楽しんでいます。

もちろんツアーが悪いわけではなく、それぞれのメリット・デメリットを考慮すると私の場合は個人手配が良いと判断しているという感じです

私は仕事でツアーを計画することがあるので、双方のメリット・デメリットを含め、活用法をご紹介したいと思います。

個人手配

Tabi Joy

メリット

・時間の規制がないので楽

・自由に好きな場所へ行ける

・料金が安い(例外あり)

デメリット

・情報収集に時間がかかる

・ホテル・航空券・海外旅行保険など全て別々に手配する必要がある

・何かトラブルがあっても全て自己責任

最近は様々な旅行形態があるので、一概に個人手配とツア申し込みを分けることはできない部分もありますが、大きく分けるとこのようなメリット・デメリットになると思います。

個人手配は旅行先での自由度が高く、費用を抑えることができますが、トラブルには全て自分で対応しなくてはならず、ある程度の語学力等がないと不安要素は多いとも考えられます。

私がいつも個人手配の際に利用しているホテル予約サイト

ツアー申し込み

Tabi Joy

メリット

・全ての手配を行なってくれるので楽

・お勧めの場所を(プランによっては添乗員付きで)網羅できる

・契約にもよるが、トラブル時に対応してくれる

デメリット

・時間の規制があり、自由行動に制限がある

・団体行動になるので、窮屈さがある

・料金が高いことが多い

ツアーは申し込みを行えば、海外旅行に必要な手配を全て行ってくれるため、時間効率が良く、下調べもあまり必要ないので、忙しい方にはメリットが多いと思います。

しかし、ツアー中は団体行動になりますので、自由な行動は制限され窮屈さは感じてしまうかもしれません。また、プランにもよりますが、ツアー中にお土産屋が何度も組み込まれていたり(旅行会社とお土産店が契約をしているため、格安ツアーですと何度もお土産屋に行くことになります)と商業的な部分もあるので、100%観光を楽しめる環境ではない場合もあります。

STEP4 海外旅行保険に加入しよう!

渡航先、渡航方法を決定したら、海外旅行保険に加入することを検討しましょう!ツアーに申し込んだ際は、「海外旅行保険に加入する」という旨の契約を行うと思います。

ほとんどの旅行会社では海外旅行保険に加入していない、旅行者と契約するというリスクは負いません。そのため、半ば強制で加入することになるため、ある意味安心だと思います。

しかし、個人手配の場合やツアーに申し込んだ際でも補償を手厚くしたいという場合は、海外旅行保険への加入を検討する必要があります

渡航先や渡航期間、契約保険会社で保険料は異なりますが、決して安い金額ではありません。できれば支払いたくないという気持ちもありますが、もしものことがあったことを考えると加入するほうが賢明だと考えています。

もし仮に海外現地で怪我や病気をして緊急搬送、緊急手術となると数百万円請求されてしまうことも少なくありません。そこにドクターヘリなども手配した場合、数千万円という請求の可能性もあります

もちろん可能性の話なので、きりがないのですが、無保険で海外へ渡航するのはリスクが高いと言えると思います。

もし、金額を抑えて、補償はそこそこで良いという場合は、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用すると良いと思います。海外旅行の際には、数枚はクレジットカードを持参すると思いますので、せっかくクレジットカードを所持するなら海外旅行保険付帯を選ぶと費用もかさまず、効率的だと思います。

私も短期間の海外渡航の場合は、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用しています。

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STEP5 空港ラウンジ利用を考えよう!

空港ラウンジは必須ではありませんが、飛行機搭乗前にゆったりとした時間を設けることができるため、私はいつも利用しています。

空港ラウンジは様々な形態がありますが、私はクレジットカードに付帯している「プライオリティパス」を提示して入ることができるラウンジを利用しています。

「プライオリティパス」が付帯されているクレジットカードは、全て年会費がかかるクレジットカードになりますが、上記の「海外旅行保険」「プライオリティパス」の両面をカバーできるクレジットカードを選択すれば、費用的なメリットも高いと考えています

私は年会費や海外旅行保険、プライオリティパス等を考慮して、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」を所持しています。年会費は2万円かかりますが、海外旅行保険も兼ねているため、個人的には満足しています。

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STEP6 出発前に最終確認をしよう!

「パスポート」「航空券」「海外旅行保険」「ホテル」(国によっては「ビザ申請」「予防注射」)の手配が完了したら、各種詳細を確認し、あとは荷物をまとめて出発を待つだけです!

個人手配の場合は、この最終確認を怠ると旅行中にトラブルが生じることもありますし、そのトラブルを英語で対応しなくてはならないことも多くあります。海外旅行を楽しむためにも、入念にチェックしましょう!

「パスポートチェックポイント」パスポートの有効期限も必ず確認しましょう。国によっては「残り6ヵ月以上の有効期限があるパスポート」が必要な場合など、条件を付していることもあります。また、パスポートを紛失した場合を考慮して必ずコピーを取り、パスポートとは別の場所で保管しましょう。海外でパスポートを紛失すると身分を証明するものがなくなるため、コピーを取っておくとそのあとの手続きがスムーズです。

「航空券チェックポイント」パスポートと航空券のスペルが合っているかを必ず確認しましょう!1文字でも相違があると国際線に搭乗することができません。例えば太郎という方は、「TARO」or「TAROU」と表記することができます。Uがあるかないかでも、搭乗不可になってしまうので要チェックです!また、航空券や航空会社にもよりますが、基本的にはインターネット上で席を希望できるので、個人手配の際には、ご自身が利用される航空会社の公式ホームページを確認しましょう。

「海外旅行保険チェックポイント」任意の海外旅行に加入すると、冊子が送られてくるので、必ず持参しましょう。また、クレジットカード付帯の保険を利用する場合、補償を受けるためには「旅行代金をクレジットカードで支払う必要がある」という条件を求められることがあるので、自分のクレジットカードの詳細を確認しておきましょう。

「ホテルチェックポイント」ツアーの場合は問題ないと思いますが、個人手配の場合はホテルが予約されていることを必ず確認しましょう。また、ホテルまでたどり着くのはなかなか大変なので、Maps Meなどの地図アプリをダウンロードしておくと安心だと思います。

ツアーに申し込んでいる際は、旅行会社が全て手配しているため、安心度は高いですが、旅行前にはしっかりと手配が完了しているか、一度は確認すると良いと思います。旅行会社も全て人が行っているため、100%手続きが進んでいないことも考えられるからです。

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2017.04.18

STEP7 荷物を準備しよう!

海外旅行に出かける際に、いつも大きなスーツケースに多くの荷物を持参する方もいらっしゃると思いますが、メリットはあまりないと個人的には考えています。

航空券にもよりますが、荷物が規定重量を超過してしまった場合は追加料金を支払う必要がありますし、何よりも移動が大変です

帰りにはお土産を購入すると思いますので、行きよりも重量は重くなってしまうことが多いと思います。

また、基本的に必要なものは現地で手に入るため、必要な物はあまり多くないです。スーツケースなどを買いに行くと、3日はこのくらいのサイズ、1週間ではこのくらいのサイズと分けられていることが多いですが、日数によって荷物に変動はほどんどないと個人的には思います。

私は世界一周をしたことがあるのですが、3日でも1週間でも3ヵ月でも必要な荷物は変わらないことを身を持って感じていました

そこで、これだけで海外旅行ができる最小限の荷物をご紹介したいと思います。

荷物説明
パスポート(コピーも合わせて)必ず必要です。紛失時のためにコピーをして、パスポート本体とは別の場所で保管しましょう!
ビザ(VISA、査証)国や地域によって、必要or不必要となります。外務省・ビザ免除国
海外旅行保険保険証任意海外旅行保険に加入すると郵送されてくるので、必ず持参しましょう!
航空券最近は電子化もしているので、紙のチケットは必要ない場合も多いです。
現金(日本円)目的地のお金を日本で両替しても良いですが、レートが良くないことも多いので、私はいつも到着してから現地の現金を取得しています。
クレジットカード・プリペイドカードクレジットカードは最低2枚は必要だと思います。私は別々の場所に保管し、リスク回避するようにしています。
セキュリティポーチ個人的にはウエストポーチ型が良いと思います。首から下げるタイプは服の上から確認しやすいため、狙われやすいです。
衣服3日分くらい私は3日の旅行でも3ヵ月の旅行でも3日分しか持って行きません。服はどこでも現地で購入することができるので、あまり必要ないと思います。
PC・デバイス・充電器こちらは使用している物を持参し、必要であれば変圧器や変換プラグも用意しましょう!

STEP8 空港へ向かい、いざ海外へ!

当日は時間に余裕を持って、空港へ向かいましょう!もうここまでくれば、トラブルがあった際にはその場その場で対応するしかありません。

トラベル(Travel)の語源はトラブル(Trouble)と言われているように、旅行にはトラブルがつきものです

私はツアーの添乗員で海外に渡航する際は、トラブルは起きるものだから、焦らずに対応しようということをいつも心がけています。

実際に、レストランの予約が手違いでされていない、予約したバスがなかなか来ない、旅行客の方が集合時間に集まらないなど、胃がキリキリしてしまうようなことはいくらでもあります。

旅行手配は本当に多くの人が関わって行っているため、どうしても小さな不具合は起きてしまうのです。

あってはならないですが、ツアーに参加しても旅行会社の不手際で嫌な思いをしてしまうこともあると思います。個人手配の場合には全てご自身で対応しなくてはならないので、楽しいはずの海外旅行が心労だらけになってしまうかもしれません。

しかし、それでも海外旅行には楽しい思い出や素晴らしい出会いがあるものです。トラブルも海外旅行の魅力のひとつだと割り切って、様々な状況を楽しんでください!行ってらっしゃい!

まとめ

海外旅行の最大の魅力は、未知の世界を感じることができる点にあると思います。

個人的な意見にはなってしまいますが、違う国に出向くたび、新たな発見が必ずあります。人々の考え方や人生観の違い、食事、宗教。同じ地球上にいながら人々は異なる感覚で異なる文化の中、生活をしています。

確かにいくら旅行で海外を訪れても、見ている世界は断片的なものであり、ある側面でしか見ていないとも考えられます。

また、海外旅行は費用も時間も費やすにもかかわらず、目に見える「モノ」は手に入れることができません。しかし、私はこれからも多くの国へ訪れたいと考えていますし、そこに何か価値があると考えています。

これからもTabi Joyでは、私の経験を基にした海外情報を配信していきたいと思います。

参考

厚生労働省検疫所

外務省 ビザ免除国

外務省 海外安全ページ

外務省 パスポートページ



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三浦 哲郎

LIBERTA TRAVEL代表「行政書士・総合旅行業務取扱管理者・総合旅程管理主任者・ハワイスペシャリスト検定上級保有」大学卒業後、オーストラリア・フィリピンへの留学を経て、海外語学学校、旅行会社(清水建設グループ)、最大手留学エージェント(ラストリゾート)にて勤務。ラストリゾート勤務時には、当時、国内留学エージェントでのご案内がなかったフィリピン留学の取扱を発案し、社内フィリピン留学講師として活躍。ノウハウを同社に構築。退社後、フィリピン留学カウンセラーのパイオニアとして1000名以上をご担当。運営アメブロは「英語・英会話カテゴリー」で人気ブログランキング1位獲得。これまで5大陸約30ヶ国へ渡航経験有。お気軽に「contact」ページよりご連絡ください!